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埼玉県幸手市  S邸
自然によりそう、家族に優しい家

埼玉県幸手市に、塀のない緑豊かな住宅街があります。
「けやきエコビレッジ」と名づけられたその住宅街は、シンボルツリーの大きなけやきを中心に6軒の住宅が建ち、家々の境界には塀の代わりに植えられた緑が配され、気になる視線を優しく遮ります。
そんな「けやきエコビレッジ」に建つS邸も、やっぱり余裕のある土地に様々な木々や花々が植えられた自然によりそうお宅です。

Sさんが家を建てようと思ったきっかけは、お子様の小学校入学。 その時期に間に合うようにと色々と依頼先を探していたところ、 設計施工をお願いすることになったオーガニック・スタジオ代表の三牧さんに出会い、 「おもしろいプロジェクトをやってまして。。。。」とけやきエコビレッジを紹介されたそう。

「このプロジェクトは、複数の家が集まって住むことが必須でした。 例えば一軒だけ庭を多めにとった家があったとしても隣の家がそうでなければ街としての風景は そう変わりません。
でも、緑豊かな街に暮らしたいという同じ気持ちを持っている人たちが6軒集うことにによって、緑豊かな住宅×6倍ということになりますよね。 ひとつのコミュニティという単位で豊かな風景が生まれるのです。 そうはいっても、なかなか同じ意識を持つ方々に出会うのは難しかったのですが、 今では5軒が居住中、もしくは建築中です。今から夏、秋が楽しみですね。この街は 年月が経つほど良くなっていくと思いますよ。」と、オーガニック・スタジオ代表の三牧さん。

Sさんも、それまでは特にエコについて興味があったわけではなかったそうなのですが、 三牧さんの話を聞いて「他にはない魅力」を感じてけやきエコビレッジに住むことにしたそうです。

子供達のためにつくったスペース

いざ、エコビレッジで家づくりという段階になって間取りを考えたときに、 Sさんには子供達のためにどうしても!と考えていた空間があったそうです。 それは、吹き抜けに面した2階の廊下にある、子供達の勉強スペース。 「子供達が部屋にこもらないようにしたかったんです。家のどこにいても 声が聞こえて、存在が感じられるような。それで2階の中心でもあり、1階がすぐ見下ろせる この位置に作ってもらいました。」

大きなカウンターと棚が作りつけられた勉強スペース。確かに、ここなら子供達が勉強していても 上下階ですぐにやりとりができそうです。今は、ここでお絵かきをしたり二人で遊んだり。でも 元気一杯の男の子2人です、ここだけじゃなく家中を自分達の遊び場として、走り回っていました!

の庭には、落葉樹 夏は日射を遮り、冬は日光を取り入れる

Sさんの家のリビングには大きな吹き抜けがあります。そして南側には大きな窓が。 「南側には落葉樹を植えているので冬には葉が落ち、陽光が家の中にたっぷり入ってきて 家の温度を上げてくれます。初めての冬ですが、本当に暖かくて驚いています。夏には この木々も緑豊かになって太陽の光を遮ってくれるそうですが、さらにゴーヤを植えて 緑のカーテンにも挑戦するつもりなんです。」

北の庭には、常緑樹 夏は冷気をつくり、冬は北風を防ぐ

Sさんの家には北側にも大きな庭があります。普通なら、家の裏側にこんな広々スペースもったいない! と思いますが、このスペースが夏には大活躍!常緑樹を植えてますので冷気だまりとなり、昼間でも そんなに気温が上がらないそう。デッも大きくつくってますので、冷えたビールで夕涼みなんか最高ですね!さらにこの常緑樹、冬には冷たい北風を防いでくれる働き者なんです。


このように、エコビレッジに住むには自然をうまく利用できるよう、配置計画や外構計画、基本的な間取りはある程度ルールがあります。でも家族には色々な暮らし方、考え方があるもの。三牧さんはSさんの希望を取り入れて設計の調整を行ったそうです。こういった柔軟な家づくりの進め方も、エコビレッジの魅力のひとつですね。

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