二世帯共有スペースのリビング。テレビボードも造作でラインを揃えてシンプルに。左手にはご主人のコレクションのための飾り棚を設けました。圧迫感が出ないよう、奥行きにもこだわった造作家具です。
京都市街にあって、グレーベージュを基調とした格子を取り入れた落ち着きのある外観。
南北に細長く暗くなりがちな建物中央には坪庭を配し、2階キッチンには天窓を設けて採光を確保しました。適所に配置した窓からは京都の卓越風を取り込み、心地良い風が通ります。
1階のお母様のお部屋、2階の二世帯共有スペース、3階のご夫婦の居室と、各所を素材や造作で調和させながら、統一感をもたせました。
「ハイクオリティビルド2019」にも認定された、町家スタイルの優美な二世帯住宅です。