ガレージハウス|重量木骨の家 ガレージハウスコンテスト|重量木骨の家 選ばれた工務店と建てる木造注文住宅
GARAGE HOUSE CONTEST 重量木骨の家 ガレージハウスコンテスト
GARAGE HOUSE CONTEST 重量木骨の家 ガレージハウスコンテスト
応募作品

グランプリ

ガレージハウス

審査員コメント

建物の外観もユニークで個性的ですが、ガレージも「オーナーのご要望である開放的でかつプライバシーを守りながら愛車を鑑賞できること」という願いを叶えています。前後や横からだけではなく、ガラスの床と階段によって、360度どこからでも愛車を見ることができるうえ、クルマ側から見ても楽しいカーライフであることがうかがえる高いデザイン性を評価しました。
(吉田由美氏)

ガレージハウスにおいて、ガレージと住空間のつなげ方は非常に難しいと感じています。音や排気など生活の場からは切り離したい問題や、ビジュアル的にも雑然としたガレージ空間では、室内から見えていることがストレスにもなりかねません。この住宅は、ガレージへの動線と魅せる開口を立体的に切り分け、ガレージ内に大容量の収納を用意することで、美しい空間のつなぎと魅せ方が両立された素晴らしい作品だと思います。
(君塚賢氏)

木造住宅の中にガレージを作りながら、吹き抜けと居住空間とをつなげる窓を設けることで、開放的な内部空間を感じられる作品です。この開放感を実現するためにSE構法による木骨構造を選択したことによって、木の温かみも感じられる親しみとスケール感のあるガレージハウスとなっています。
(池田昌弘氏)

コンセプト

オーナーさまのご要望は、開放的でかつプライバシーを守りながら愛車を鑑賞できることでした。
まず、南側に迫った隣家の影響を考慮し、2階リビングで計画しました。2階リビングと1階ガレージを繋げるため、平面的中間である家の中心に大きな階段を設置しました。さらに1階と2階の断面的中間である踊り場を利用し、ガラスの階段でLDKとガレージをゆるやかに繋いでいます。
書斎からは愛車の側面を眺めることができますが、上部からの視点はご主人の特別なフォーカスポイントを作ることができました。

お施主様コメント

私は車を家でいつも眺めていたいと思っていました。roomzに依頼した際は自由に発想して欲しいと思い、ガレージのレイアウトや車の見え方はお任せしていました。妻はリビングやキッチンがガレージの近くにあるのは抵抗があったので、その点もroomzに伝えました。
提案していただいたプランが2階リビングからガレージを見下ろすプランだったので驚きでした。妻もこのプランを気に入ってくれたのと、2階から愛車のドライビングシートを眺められる喜びもあり満足しています。シャッターがあるので季節や時間を問わず車のメンテナンスができますし、ガラスを通して2階の家族の様子や、私の様子も分かるので安心です。 

車種

ホンダ S2000

建築データ

  • 場所

    新潟県

  • 完成年

    2016年

  • 構法

    SE構法

  • 敷地面積

    190.73㎡

  • 延べ床面積

    166.45㎡

  • 規模

    2階建て

施工工務店

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