S:house 都内駅近の立地に周囲の喧騒から解放された静謐な住まい|重量木骨の家 ガレージハウスコンテスト|重量木骨の家 選ばれた工務店と建てる木造注文住宅
GARAGE HOUSE CONTEST 重量木骨の家 ガレージハウスコンテスト
GARAGE HOUSE CONTEST 重量木骨の家 ガレージハウスコンテスト
応募作品

君塚賢賞

S:house 都内駅近の立地に周囲の喧騒から解放された静謐な住まい

審査員コメント

都市部の住宅は厳しい条件での計画が多くなりますが、この住宅はプライバシーを確保しつつも空間を立体的に捉え、機能以上に空間の豊かさを創出していることに感銘を受けました。リビングからライブラリー、その奥にある子供部屋までのつながりは、ステップフロアーによる空間ボリュームの変化が生きており、基盤となるガレージの配置がうまく生かされています。ガレージがあることで生まれた、住む楽しさが想像できる作品です。

コンセプト

洪水時の浸水も想定した高基礎としつつも、その上に大スパンの架構を組んだビルトインガレージ、その上には家族のライブラリーを設え、高さの違いを生かしたスキップフロアとしました。
2階には家族で楽しむサウナと坪庭テラス付きのバスルーム。家族のにぎわうシーンを組み込みつつ、空には開放しつつも周囲との喧騒や目線を相互に気にせず過ごせるという、都市にいながらも家族の大切な時間をゆったりと包む住宅となりました。

お施主様コメント

2020年末、家族みなで車に乗り込み、胸を躍らせながら千葉県美浜のTimber yardを訪れました。並木社長はじめTimber yardのスタッフの優しい雰囲気にホッとしながら、外に閉じて内に開き、家族の愛車である大きなベンツVクラス、私の普段の足であるレンジローバーと家族の自転車5台が入るガレージ付きの家を建てて下さいとお願いしました。
その4週後、提案されたイラストには、木製ガレージシャッターが描かれて、ガレージのお陰でできたスキップフロアが3人の子ども部屋とライブラリースペースとなっていることに、妻と共に感激した次第です。
2022年4月に竣工し、新しい生活も豊かに半年が過ぎました。私は、仕事、趣味のサッカー場への移動と普段から車を多用しているのですが、いつも玄関内からガレージへのガラスドアを木製の壁を見ながら開け、直接ガレージにおりる黒い鉄製の階段をボンボンボンと足音を立てながら車に向かう瞬間は胸が躍ります。
ガレージシャッターのスイッチを入れて鳴る重厚な木製シャッターが開く音は、すっかり我が家の朝の合図となっています。元々我が家は車好きですが、家の中に車が入ったことで、車も家族の一員となったように感じています。今後は、妻の目を気にしながら大好きな自転車も家族の一員として増やしていきたいと思っています(笑)

車種

ベンツ Vクラス
レンジローバー

建築データ

  • 場所

    東京都

  • 完成年

    2022年

  • 構法

    SE構法

  • 敷地面積

    186.49㎡

  • 延べ床面積

    227.71㎡

  • 規模

    2階建て

施工工務店

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