印象的なファサードで設計された邸宅です。天井高3MのLDKは大開口がコートヤードに繋がります。トレーニングルームも兼ねたサービスルームや、パントリー、パウダールームなど、コートヤードを中心に配置しています。サービスルームも合わせ40帖を超えるLDKが高天井、無柱空間で実現していますが、その上には2階が乗っています。積雪荷重2Mの多雪地域でありながら、この計画を許容応力度計算により、SE構法で耐震等級3を取得しています。最近の研究では品確法による耐震等級に比べて構造計算による耐震等級の設計は1.2倍〜1.3倍の耐震性があることがわかってきました。roomzでは木造住宅でもRC造や鉄骨造と同じ手法による構造計算の耐震等級3が標準です。開放的でありながら、プライベートが守られた邸宅が完成しました。