大きなアクセントになっている建物の間口、水平に連なる約17mの軒は圧巻の外観。のびやかに伸びる間口は屋根の形状にもしっかりと現れ、東側風景に雄大に広がる生駒山の稜線とシンメトリーになっているデザインです。軒と連なって水平に伸び、垂直にドンと直角に折れる柱壁に木を貼ることで、さらに外観を特徴づけています。
また、2階の北側の一部をくり抜いたようにデザインする事で、建物と建物の隙間にぽっかりと青い空が現れ、あるいはのっぺりしてしまう建物の中に『間』を演出しています。
『庭』を建物と共存する形で作り出すというのがテーマにあるS様邸。窓を介して外と内がつながる空間に、昼・夜そして日本の四季をしっかりと移ろいゆくものとして取り込めるように、視界を考慮しながら建物の奥に外部と繋がる抜けのある窓配置デザインを重要視しました。2世帯住宅という事もあり、各階つながりもありつつもそれぞれの世帯の感性になじむインテリアデザイン
を両立した、モダンで風情のあるお家となりました。
幹線道路に面したS様邸。
必然的に交通量は多く、プラシバシーをどう確保するか?をしっかりと検討する必要のある敷地。しかしながら、18mを超える圧倒的な東側間口と西側は公園に面しているという優れたロケーションを有し、プライバシー日射と合わせて景観も重ねて検討していくことができる恵まれた敷地でした。
配置計画ではまず最初に、道路からいかに距離を確保するか?を検討しました。騒音・振動・プライバシー
ともに道路から遠ざけることでより有利に建築できることから、間口いっぱいを使って道路から4m以上後退して駐車場を建物の前に配置。駐車場の形状は建物と一体形状で検討し外構計画ともつながりのあるように設計しました。
ライフスタイルが異なる親子世が、いつまでもお互いを想いやりポジティブに暮らせるよう間取りを工夫し、理想の2世帯住宅を実現しました。親子世帯といっても価値観や生活リズムが違うのは当たり前。プライバシーも考慮しつつ、家族が繋が
り、幸せを共有できるような、そんな距離感が大切ですね。
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