将来的に間仕切れる子ども部屋、北側天井に設けたトップライトが印象的です。
閑静な住宅地の中にあるS様邸は、17.5坪(建ぺい率60%・容積率160%)と狭小の敷地条件の中でできうる最大効率を、面積・採光・通風の項目でギュッと凝縮していったお家です。
まず最初に検討したのが斜線の制限と、建ぺい率・容積率の要件を満たした立体の建物形状。最大効率の空間をイメージし、そこから形状を削り取っていくように配置設定を検討していきました。
駐車場は半ビルトイン形状とし、玄関を駐車場部分の奥側に設定しました。2階のLDKをもっとも開放的な空間として提案するために洗面・お風呂も1Fにレイアウトして、2Fの要素をバルコニーとLDKだけに絞り込み、その上でどのように「窓」をレイアウトすることでインテリアデザインにもスッキリと馴染ませつつ、光と風を効率的に取り込むことができるか?スタディを繰り返していきました。
現在、建物西側が貸農園として空地であったため、バルコニーを南西角に配置し、東側は道路を挟み住宅が立ち並んでいるため、採光をメインとしたスッキリしたハイサイド窓を配置しました。
外観がシンプルな住宅なので、よりシャープに印象づけるために、外観・内観の色味を統一してグレーをメインカラーとしてインテリア計画を進めていきました。グレーを基調にした無彩色のコーディネイトの中にオーク無垢材の天然の素材による質の暖かさをミックスしていく、シンプルな中でもちょっと上品な空間提案でまとめさせていただいたお家です。
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