キッチンから見たリビングダイニングです。
狭小で高さ制限が厳しい地域なので、スペースを有効活用するために廊下を少なくし、上の階に子供部屋を2つしっかり確保するために階段をあえてLDKに中心になるようにしています。
LDKの中心に配置することにより空間のアクセントとなっています。
リビングとダイニングの空間を緩やかに区切りっていますが、視線が抜けるので圧迫感は感じられません。
また、鉄骨階段もできるだけ華奢に見せることにより空間に対してノイズとならずに存在できるようにしました。
「折角、土地があるのだからその土地でみんな一緒に暮らせる家を建てたい」という思いからできた13坪の同居型狭小二世帯住宅です。
二世帯といっても、狭小で高さ制限が厳しいため水回りなどは全て共有する形式となりました。
また、その形式が苦とならないほどご家族が仲良く暮らしています。
フロア構成は、1階:水回り+寝室+リモート部屋+親世帯の部屋、2階:LDK、3階:子供部屋×2となっています。
リビングは、中心にある階段が非常に印象的です。ここは誰もが真っ先に目に飛び込んでくるので、子供たちも友達が来るとアトラクションのようにみんな遊んでいくそうです。
そしてやっぱり作って良かった空間は、急遽スペースをとったご主人様の書斎だそうで、コロナ禍でリモートワークも増えたこともあり平日は仕事でフル活用しています。
思いがけないこともあったようで、休日は趣味の時間を楽しむ空間として利用できているとのことです。