
普段はお仕事で忙しい毎日を送っているというN様に初めてお会いした時、「慌ただしい朝の時間帯に少しの余裕」と「お子様と自然なふれあい」ができる家をご提供したいと思いました。
階段を中心に家事室、キッチン、ダイニング、リビング、畳スペースをひとつのフロアに集約させることでその想いが実現できました。キッチンに造作カウンターをつけて、朝食をダイニングテーブルまで運ばなくても食事ができるように。家事室には毎日の着替えが仕舞える収納と、洗顔・歯磨きなど朝の軽い身支度ができるようなスペースも設けました。このフロアのどこにいてもお互いの存在が感じられるよう、階段の壁は敢えて天井まで繋げず構造材を見せて仕上げました。どこにいても見守られる、見守ることができる安心感。そんな家ができました。