
洗面所のある北側の廊下にも天窓を設けることで太陽の明るさを届けることができます。日中は照明が不要です。
のどかな田園風景に囲まれた集落の一画にあるN様邸。当初は築120年の日本家屋をリフォームされる予定でリフォーム専門の会社に見積り依頼をされたました。しかし、間取りや設備の変更とともに断熱改修や耐震補強を行うとなると想像以上の金額に。そこで、たまたまご家族の仕事のつながりから楠亀工務店にご相談をいただきました。
母屋や老朽化した藏などを将来も維持していく負担を考えてみた結果、それらを撤去し建て替えをする方針に変更。また、建物は楠亀工務店の施工事例としては珍しい平屋に。これは、ここで生活されるご夫婦とそのお母様の暮らしやすさを考慮した結果です。
また、冬は古い日本家屋のすきま風に悩まされてきたN様のご希望は「暖かく快適な家」でした。それを叶えるべく高断熱・高気密工法を採用した楠亀の家づくりには、「冬の日中はエアコンがいらないほど」とたいへん喜んでいただいております。
これから数十年先の暮らしを見据えた間取りや設備、そして日々の快適さをお考えになられているみなさまには、ぜひご参考にしていただきたい事例です。
当初は築120年の日本家屋をリフォームする予定でまずはリフォーム専門会社に見積を依頼しました。断熱改修や耐震補強まで行うとなると想像以上の金額になり思案していた時、たまたま家族の仕事のつながりで知った楠亀工務店に相談にのってもらったところ、たとえ耐震補強をしたとしてもそれを支える地盤が弱いため、大きな地震では倒壊の危険を拭えないことが判明。また蔵や漆喰塀の維持費が大きな負担に感じました。子、孫世代に引き継いでもらうであろう「敷地全体のこれから」を考えてみた結果、自分たちの代で区切りをつけ建て替えを決定しました。
打合せでは「自分たちが快適で安全に暮らせること」に要望を集約しました。提案してもらったのがSE構法により耐震性能が高く、高断熱・高気密工法による温熱環境に優れた家。また、バリアフリーについても、日々の暮らしの動線や使い勝手、そして数十年先の暮らしを見据えて、体に負担がかからないような様々な工夫を凝らしてもらいました。
新しい家はとにかく暖かく、外気温がー4℃の冬の早朝、暖房なしでも室内は14度、前夜の暖房の熱を依然キープした状態です。「エアコンの補助として念のため」と残しておいた石油ファンヒーターは、結局使わずじまいです(笑)。ペアガラスの樹脂サッシは、遮音性にも優れているため、表を通る自動車の音も気にならずとても静かに暮らすことができます。
さらに、親戚などが集まることを想定したスペースの確保や、座布団や食器類の収納も考えてもらうなど、私たちの生活にそった家づくりをしてもらい、とても喜んでいます。
代々引き継いできた母屋や藏を取り壊しての建て替えは大きな決断でしたが、現在の暮らしの快適さを考えると、楠亀さんにはほんとうに良いアドバイスをいただいたと思っています。
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