建設地は富士山が一望できる山一つというスケールです。かつて日本が誇る文豪一族がその山頂で暮らしていました。
施主様が求めたものは都会の喧騒から離れ、自然の中で暮らす本来の人間らしい生活。
入り口の電動ゲートを開くと、石積みで切り開かれた敷地内車道が頂上まで続きます。頂上に辿り着くと建物が姿を見せます。ファサードは富士山を正面に広く開かれています。
LDKは吹き抜けで富士山や木々の自然の中に溶け込みます。施主様の拘りであるAVシステムはドルビーシステムを導入し、小規模映画館と同じ圧倒的な空間を体感できます。
自然との共存がテーマでありますが、建物は構造・性能とも最新のテクノロジーで設計されています。耐震等級3・全館空調・浴室・巨大なクローク・BBQ専用厨房・テレワーク専用書斎などが計画されました。
完成後、奇しくもコロナ渦で人々の生活環境が大きく変わり始めました。
この家はまさにニューノーマルな暮らしの一つと言えるのではないでしょうか。
