【大阪】開放感とプライバシーを両立させた中庭のある家

恵まれた敷地を生かした6間の広い間口。白の外壁に映える木の軒は安定感のある外観の軽やかなアクセントになっています。木の軒は夏には日よけの役割を果たし、室内を涼しく保ちます。また、水平ラインをはっきりと外観に打ち出した軒デザインが、広い間口をより一層引き立てます。

LDKと和室がワンフロアで繋がる大空間。 リビングと中庭を隣接させることで中庭側の大開口から陽光をたっぷりと取り込みます。また、上部に吹抜けを設けることで開放的な空間となっています。 こだわりの階段は鉄骨で仕上げで、ミモザの床とよくあうモダンな雰囲気です。

夏は2階のバルコニーの庇が直射日光を遮り、リビングを涼しく保ってくれるパッシブデザイン。

2階のバルコニーから見下ろした中庭の眺め。心地よい風を感じながら屋外で過ごすことも多いといいます。 中庭の白いタイルは太陽光を反射し、リビング全体に柔らかい光をまわしています。 ここへ越してからとにかくグリーンがよく育つようになったそう。

玄関、リビングとつながる和室は、モダンなインテリアとよく合うグレー色を採用。おしゃれで落ち着いた空間の出来上がりです。 小さなお子さんの遊び場や居間として活用しているスペースです。 「玄関からそのまま和室へ入ることができ、荷物をたくさん抱えて帰ってきた際にも、まずはここに置けて助かっている。」と奥様。

２階にも家族がくつろげるリビングスペースを確保。 １階のミモザ材とはまた違いナチュラルな印象のオーク材フローリングを使用しています。 赤いソファがいいアクセントになっています。

家具はご主人のセンスでセレクト。イタリアンブランドでコーディネートしました。大理石やスチールなどをポイントとした直線的なデザインのアイテムを用い、メンズライクにまとめました。

木の温もりと、スチールなどの硬質な素材とのコントラストが生きた空間。ダイニングの天井高は2.4m、吹き抜け部分は5.4m。高低差が吹き抜け部分の高さを際立たせ、より開放感を生み出します。 床は木目が美しいミモザ材を使用しました。

屋根つきの広々バルコニー。道路から見上げると、軒裏に木を貼っているのがわかります。木の両側に空。気持ちいいですね。

2階の床はオーク材お使用し、ミモザ材を使用した1階よりもカジュアルで軽やかな空間に仕上げました。ファブリックはグレー系でまとめました。