今回の建築地は、西に45度振れた北東向きの敷地。南東側に配置したバルコニーに開口を設け、2階LDKへ日射を取り込める計画としました。一方、道路側に面する正面には大きな開口を設けず、プライバシーに配慮。日射取得とプライバシーの確保を両立させたパッシブデザインとしています。
ライトグレーでまとめた外観は、シンプルかつ重厚感のある佇まいに。玄関まわりには木目のアクセントを取り入れ、クールな外観にやわらかさをプラス。シンボルツリーのハイノキや、玄関側に設けた窓を通して、日々の暮らしの中に自然の彩りを取り込んでいます。
玄関ホールでひときわ目を引くのは、オーナー様がこだわられた浮遊感のあるデザイン階段。踏板にはモルタル調と木目調のシートを交互に採用し、足元を照らす間接照明と組み合わせることで、空間にリズムと奥行きを生み出しました。
2階にはLDKと水回りを集約し、日々の家事や身支度がスムーズに行える間取りに。約19帖のLDKは天井高さを変えず空間全体の一体感を保ちながら、キッチン・ダイニング上部の折り下げ天井でさりげないメリハリを加えました。ダークカラーを基調としたキッチン・ダイニングや、間接照明を取り入れたリビングなど、落ち着いた色合いと素材の組み合わせによって、シンプルながらも上質な空間を目指しました。
理想の階段をはじめ、デザインへのこだわりと日々の暮らしやすさをひとつずつ形にした「実りの家」。
タイコーならではのパッシブデザイン住宅が、またひとつここに完成しました。
築30〜40年ほどの賃貸マンションに20年近く住み、そろそろ住み替えを考えていたことが家づくりのきっかけでした。最初はマンションも検討していましたが、「一生に一度くらい、自分たちの好きなように家を建てたい!」と思い、注文住宅を選びました。
タイコーを知ったのは、鴻池周辺で家を見て回った帰りに、偶然事務所の前を通ったこと。建物が気になってパンフレットを手に取り、帰宅後に調べてみると、好みにぴったりの施工事例ばかり。以前YouTubeで見ていた家もタイコーの施工だと分かり、すぐに問い合わせました。
家づくりでは、明るく開放感のある空間と、玄関に入った瞬間に広さを感じられることを重視。特に階段にはこだわりがあり、海外の住宅写真などを参考に理想のイメージを共有しました。ランドリールームや洗面・脱衣所を分けること、充実した収納なども希望していました。
最初に提案されたプランは、まさに理想どおり。収納などを少し変更した程度で、間取りはほとんどそのまま採用しました。担当スタッフが好みをよく理解してくれていたことに加え、細かな仕上げや予算面でもプロの視点から提案してもらえたので、安心して家づくりを進められたそうです。
実際に暮らしてみても、気に入っているところばかり。広さを確保したランドリールームは使い勝手がよく、こだわった階段やテレビボードまわりもお気に入りです。
これから家づくりをする方には、まず自分たちの希望に優先順位をつけることをおすすめしたいとのこと。こだわりを持ちながらも、すべてを自分たちだけで決めようとせず、プロの提案を取り入れることも大切だと感じたそうです。「何より、家づくりそのものを楽しむこと」。その言葉に、満足のいく住まいが完成した喜びが感じられます。
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