【浜松市中央区】余白と直線が美しい、白い箱型の家［MONO-house］

クールホワイトの外壁が夕景に映える、箱型フォルムのMONO-house。 切り取られた開口からあたたかな室内の灯りが漏れ、静かな街並みにさりげなく個性を添えています。余計な線を排除した端正な外観が、住まい手の美意識を感じさせる佇まいです。

クールホワイトの外壁と直線で構成された端正なフォルム。 閉じた外観の中に、光とプライバシーのバランスを考えた開口部が整然と並びます。無駄を削ぎ落とした構成だからこそ、空の青さや植栽の緑がより引き立ち、家そのものの美しさが際立つ一枚です。

外壁を切り込んで生まれた奥行きのある玄関ポーチ。 SOLIDOの鉄黒とレッドシダーの天井が上質なコントラストを描き、訪れる人を静かに迎え入れます。視覚的なノイズを排したデザインが、インフィルプラスの「余白の美学」を体現しています。

玄関の上がり框はあえて5cmの段差に抑え、フラットで負担の少ない動線を実現。 アカシアの床材が視線を奥へと誘導し、室内全体の統一感とあたたかみを感じさせる設えに。シンプルで使いやすさに配慮した、日常に寄り添う玄関まわりです。

大開口のサッシが夜の街とつながる、落ち着きあるリビング空間。 床にはアカシアの無垢材（モニカ）を使用し、自然な表情とあたたかみを演出。壁面には余白を活かした照明とアクセントが控えめに配置され、インテリアに静かなリズムを与えています。視線と動線が自然と抜ける、心地よい住まいの中心です。

夜の街にひっそりと開かれた、2階バルコニー。 室内とフラットにつながる設計で、洗濯動線としての利便性と、ちょっとした外時間を楽しめる居場所としての心地よさを両立。奥には造作本棚と洗面を備えた多目的スペースが広がり、暮らしの幅を自然に広げてくれます。

空間に溶け込むように設えた造作本棚と一体型のワークカウンター。 グレートーンのフレームと木目のコントラストが、機能性とデザイン性を両立させています。棚のサイズや配置はすべてオーナー様の用途に合わせて設計され、使い勝手と美しさを兼ね備えた書斎空間が完成しました。

モダンな設えの和室には、間接照明で柔らかく演出された床の間スペースを。 黒の建具で全体を引き締めながらも、自然素材の畳や玉砂利のあしらいが、静けさと和の趣を添えています。光と素材の対比が際立つ、現代的な和の空間です。

鉄骨手すりの階段と縦に抜ける吹き抜けが、空間に心地よい開放感をもたらす設計。 シンプルな構成にこだわりつつ、壁面の陰影やアクセントがさりげない個性を演出します。上下階を緩やかにつなぎながら、光と空気が巡る気持ちの良い階段空間です。

勾配天井を活かしたトイレ空間は、間接光が壁面をやわらかく照らし、静けさと落ち着きを演出。 造作カウンターとブラックの手洗いボウルが、空間全体に統一感と重厚感を与えています。シンプルながらも素材感と照明で魅せる、上質なひとときのための一室です。