2016
15
Dec

家のデザインについて、 理想の家づくりのためのコラム

【実例紹介】注文住宅で「屋上」のある家を建てる際に気を付けるポイントとは?

一般住宅でも屋上を作ることは可能です。もしも屋上があったら、あんなことがしたいと思い描く楽しみはありますか。もうひとつの庭である屋上は多くのライフスタイルに寄り添ってくれます。趣味を楽しむんだり、お子さんと遊ぶなど、その自由さは幅広く注文住宅を建てるに値する価値を見出すことができるでしょう。

1.屋上のある家の楽しみ方

屋上は「家の外」であると同時に「プライベートな空間」です。いい意味での曖昧さは、家族の暮らしを豊かにしてくれます。

1-1.屋上でプチキャンプ

アウトドア好きであっても、お子さんがまだ小さいうちはなかなか遠方へは行けないものです。しかしながら、仕事や家事で忙しいときこそ、ストレスから「自然にふれあいたい」と思うのではないでしょうか。そんなときは屋上でプチキャンプはいかがでしょう。

必要なものを用意する手間もほとんどかかりません。屋上にテントさえ準備できれば、気分はアウトドアです。いつもの夕食をガーデンファニチャーで楽しむこともできますので、お手軽なキャンプが可能です。

1-2.洗濯物や布団をカラッと乾かせる

敷地の都合で庭が広く取れないときや、ご近所の目が気になって洗濯物や布団が干しづらいときは、屋上が役に立ってくれます。

小さいお子さんが泥遊びなどで、汚し盛りのときには、1日たりとも洗濯が欠かせません。屋上ならば、お天気の良い日に気持ちよく干し物ができます。太陽の光は洗濯物をスピーディーに乾かしてくれるだけでなく、殺菌・消毒もしてくれます。

1-3.ラグジュアリー路線なら、お風呂も

思い切ってバスルームを屋上の一部に設置するのはいかがでしょう。まるで自分専用の露天風呂のような空間を作ることができます。お天気の良い夜なら、星空を見ながら入浴できるという贅沢を手に入れることができます。

1-4.お子さんやペットの遊び場に

道路に面した敷地に家を建てるとき、お子さんの遊び場(庭)の確保に苦慮することがあるでしょう。遊びに夢中になるあまり間違って門を出て車と接触しないだろうか、といった心配もあります。お子さんの成長に欠かせない遊びも、外だから感じられる・学べることも少なくありません。屋上を遊び場にすることで問題解消することができます。

また犬を飼っているご家庭なら、自宅内の屋上にドッグランを作ることもできます。屋上のある家なら、お子さんも、ペットも満足です。

1-5.屋上緑化で、もう一つの庭を

敷地が狭く、夢だった庭が充分に取れなかったときも、屋上があれば楽しみが増えます。お子さんのいらっしゃるご家庭なら、プランターで季節の野菜を作り、「食育」に役立てることができます。季節により恵を与えてくれる野菜が違うことを学んだり、無農薬の野菜をテーブルに並べることもできます。採れたての果実や野菜はとてもおいしいので、野菜嫌いのお子さんも喜んでくれるかもしれません。また、自分で育てた野菜がどんな料理になるのかを楽しみにしてくれることでしょう。

草花を愛でるガーデニングも、屋上があれば実現できるかもしれません。屋上全体で緑を楽しみたいときは、他の楽しみ方と異なり、気にしなければならない点が少し増えます。土や植物、水やりをしたときなどの総合計の加重に耐えられる強固な家でなければなりません。さらに土は水を含んでいるので、しっかりとした防水工事と、根が防水層に食い込み破損させない防根の工夫が必要です。また、排水にも配慮しなければなりません。水やりのための水道蛇口も必要ですね。

 

2.屋上のある家で配慮すべきことやデメリット

これら、実用から楽しみの面までカバーしてくれる屋上ですが、やはり配慮しなければならないことやデメリットがあります。屋上という「家のトップ」に位置する場所にあるからこそのポイントです。

2-1.工事の際の防水

屋上を設けるには、屋根の形を「陸屋根(りくやね・ろくやね)」にしなければなりません。雨や雪の日には水が溜まる形状ですので、その水が屋内に浸入しないよう防水工事が重要です。防水工事の専門業者が存在するほど技術を要するものです。丁寧な仕事をしてもらえなければ、そこから雨漏りし、家そのものが傷んでしまう原因になります。

2-2.落下防止のための立ち上がり・手すり

2階建て・3階建ての家の屋上は、落下事故を防ぐための工夫も欠かせません。手すりとなる立ち上がり部分を高くする、手すりを付けるといった工事をしなければ、安全を確保することができません。

土木建築業界には、「1メートル=一命取る」といわれ、作業をする人の安全確保を呼びかける際に用います。低い所からの落下でも打ち所が悪ければ大怪我をしてしまいますので、落下防止策についても充分検討しなければならないのです。

2-3.プライバシー確保のためにラティスなどの設置

もしも近隣に高いビルがあるのならば、そこからの視線が気になってしまいます。どうしても見られたくないのであれば、丈の高いラティスなどを設置しましょう。また、必要に応じてオーニングテントをつけるのもよいものです。

2-4.定期的なチェック・リフォームが必要

防水工事が必要なことは先に触れましたが、それに加え、定期的なチェックや防水工事リフォームが大切です。知らないうちに雨漏りが発生すれば、家を傷めることになりますので、これらの費用の積み立てが欠かせません。

また、手すりやラティスなども随時チェックします。万が一間違ってこれらの部材が隣家の庭や道路に落ちてしまえば、大きな事故に繋がってしまうからです。直接日光を浴び、風雨の影響が強く現れる屋上は思いのほか傷みが早く、入念な手入れが必要と、覚えておいてください。

 

3.注文住宅で屋上のある家を手に入れるときのポイント

注文住宅は、法と予算の範囲内でほぼ自分好みの家を作れるという大きなメリットを持っています。それは屋上のある家も同じです。しかしながら、以下の点を考慮して建設会社や工務店を選ばなければなりません。

3-1.屋上のある家を建てた実績がある

屋上のある家はその特殊性から、「どこでも建てられる」という訳ではありません。雨漏りの原因となりうる屋上ですので、実績のある会社・工務店を選ばなければなりません。屋上をつくったばかりに家の寿命が縮んだ、となれば一生に一度のお買い物も悩みの種になってしまいますので、依頼先の選定は慎重に行いたいです。

3-2.家そのものが丈夫である事

屋上に設置するものによっては、家にかかる加重が大きくなる・偏ることが考えられますので、家自体が強固なつくりであることが必須です。この点からいえば、家の構造をしっかり考えている施工会社や、屋上の荷重まで構造計算しアフターケアも万全な会社に依頼する事をオススメします。

 

【実例紹介】屋上付き住宅の重量木骨の家の施工例

注文住宅は、好みやライフスタイルに沿った家をつくる手段です。屋上のある家もそのひとつですが、その特性から注意すべきポイントも多くあります。楽しみと安全はトレードオフすべきものではありません。強固な家であってこそ、屋上ライフも安心して楽しめるというものです。

コンクリート造の家と同等の強度をもつ重量木骨の家は、その点で安心です。屋上のある家の施工事例も多数ありますので、イメージを膨らませるためにご覧ください。

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