まるでショップ! おしゃれなウォークインクローゼットのレイアウトアイデア

まるでショップ! おしゃれなウォークインクローゼットのレイアウトアイデアのインデックス
毎日の服選びが楽しくなる、機能的でおしゃれなウォークインクローゼットは、住まいの満足度を大きく左右する重要な空間です。今回は、収納の基本からレイアウト、照明、テイストの合わせ方まで、実例を交えてウォークインクローゼットをおしゃれにするアイデアを分かりやすく紹介します。
ウォークインクローゼットをおしゃれにするコツ
気分が上がる空間デザインを考える
毎日の服選びが楽しくなる、おしゃれなウォークインクローゼットを目指すなら、空間全体のデザインにこだわりましょう。アクセントクロスや間接照明を取り入れたり、収納棚のデザインや配置を自分好みに計画することで、自分らしさの詰まったお気に入りの空間に仕上がります。色や素材の統一感を意識すると、おしゃれで洗練されたインテリアを実現できるでしょう。
8割収納をこころがける
収納は「入るだけ詰め込む」のではなく、余裕をもった「8割収納」が理想です。ウォークインクローゼット内に空間の余白を持たせることで、服や小物の出し入れがしやすく、アイテムの見た目もすっきり整います。ハンガーパイプにかけすぎると生地が擦れて傷みやすくなってしまうため、服同士に間隔があくよう意識しましょう。風通しもよくなるので、防湿や防虫対策にもなります。
「たたむ収納」と「かける収納」を考える
ウォークインクローゼットをおしゃれに整えるためには、「たたむ収納」と「かける収納」の上手な使い分けがポイントになります。コートやシャツ、ワンピースなどのシワを防ぎたい衣類や、よく着ることの多い洋服は、ハンガーにかけて収納するとよいでしょう。一方、ニット類などハンガーにかけると伸びてしまう服やシワになりにくい衣類では、たたむ収納を活用しましょう。
アイテムごとに収納する
衣類や小物をカテゴリー別に整理することで、探しやすく、美しく整ったウォークインクローゼットが完成します。トップス、ボトムス、アウターなど、アイテムごとに収納を区別し、バッグや帽子、アクセサリーなども定位置を決めておきましょう。出し入れがしやすくなるだけでなく各アイテム量も把握しやすくなり、上記でお伝えした8割収納もより心がけやすくなります。
色や形を統一する
ウォークインクローゼットをおしゃれに魅せたい時は、色や形の統一感を意識するとよいでしょう。ボックスやハンガー、ケースなどの収納アイテムはそれぞれ形を統一させ、クローゼット内と同じトーンでまとめることで見た目が整います。さらには、衣類なども色別や種類別に収納するとスッキリ整えることができ、着たい洋服も探しやすくなるでしょう。
使用頻度を考えて配置する
各アイテムの使用頻度を考慮しながら、クローゼット内の空間を上手に活用することを意識しましょう。頻繁に使う服やバッグは取り出しやすい手前に、オフシーズンの衣類は上段や奥に配置すると「探しやすく戻しやすい」収納になります。子ども用の服は手が届きやすいよう低い位置に設けるとよいでしょう。動線を意識した配置にすれば、毎日の身支度がぐっとスムーズになります。
仮置きスペースをつくる
ウォークインクローゼットの中に、一時的に洋服を掛けておける「仮置きスペース」を設けると便利です。着用済の洋服を収納前に掛けておくと、他のキレイな服に汗の湿気や汚れが移る心配が少なくなります。さらに姿見や小さなチェアを置くとより使い勝手がよく、まるでショップのフィッティングルームのようなおしゃれな演出も可能となります。
ウォークインクローゼットをおしゃれにするレイアウトアイデア
ホテルライクで開放的なウォークインクローゼット
ベッドの両側から入れる回遊式のウォークインクローゼットは、空間の広がりを最大限に活かすレイアウトが魅力。寝室とウォークインクローゼットの間は壁の代わりにルーバーを設け、奥まで空間が続いていることが伝わるようにデザイン。クリアな扉も圧迫感を解消し、空間のつながりを意識させています。寝室とウォークインクローゼットが自然につながる開放感が、まるで高級ホテルのような印象です。
木製で統一したウォークインクローゼットはブティックのよう
木の温もりを活かしたインテリアで統一すると、まるでブティックのような特別な空間に。床や棚、パネル、収納家具などを同系の木材でまとめることで、統一感のあるおしゃれなレイアウトが完成します。帽子やバッグ、アクセサリーなどの小物は、ボックスやオープンラックを活用してディスプレイするのがポイント。照明には温かみのあるダウンライトやスポットライトを選ぶことで、特別感を味わえます。
寝室横のウォークインクローゼットはテイストを合わせて
寝室に隣接するウォークインクローゼットは、空間全体のテイストを揃えることで統一感と上質感を演出できます。こちらの事例では、寝室からクローゼットまでをグレージュのワントーンで統一。寝室とのテイストを揃えつつ内装にこだわりを詰め込んだラグジュアリーなウォークインクローゼットが、空間全体の高級感をより際立たせています。
動線まで洗練されたウォークインクローゼット
おしゃれと実用性を兼ね備えたウォークインクローゼットには、生活動線も含めたデザインが重要です。こちらの事例では、土間スペース、クローゼット、洗面室をスムーズにつなげることで、帰宅後の動作が自然な流れになるようデザインしました。ウォークインクローゼットを通ることにより整理整頓もしやすく、統一感を持たせることで洗練された空間を実現しています。
照明の照らし方でおしゃれに魅せるウォークインククローゼット
ご夫婦のセカンドリビングとしても機能する主寝室。その一角に設けられたウォークインクローゼットは、ハーフミラーの扉越しにモルテーニ製の上質な収納家具が存在感を放ちます。さらには間接照明を巧みに配置し、衣類や小物を柔らかく照らし出す高級感漂う演出も魅力。まるでブティックのような洗練された雰囲気を生み出しながら、寝室との調和も保たれたデザインです。
まとめ
ウォークインクローゼットは、ただ単に収納するという機能を超えた“暮らしの質を上げる空間”です。おしゃれなレイアウト、照明、動線計画など、それぞれのポイントで工夫することで使い勝手も印象も大きく変わります。今回ご紹介したアイデアを参考に、理想を実現できるウォークインクローゼットのデザインを検討されてみてはいかがでしょうか。