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2016
25
Nov
LDKは家族の遊び場天井高5.49mの大空間

K邸
設計/酒井良子(M-STYLE HOUSE) 施工/M-STYLE HOUSE
所在地/長野県上田市 家族構成/夫婦+子供2人
延床面積/114.26㎡ 構造・構法/SE構法

 

LDKは家族の遊び場――
天井高5.49mの大空間

 

アウトドア気分で過ごせる外へと広がる開放的なLDK

「一戸建てに住んでいちばんうれしいと感じたのは、自宅でバーベキューができることです。長野県民って本当にバーベキューが好きなんですよ」と語る奥さま。冬が長い地方だけに緑が美しい夏の時期を大切にする。さわやかな夏の屋外でのひとときは何よりもの贅沢。今は毎週のようにバーベキューを楽しんでいる。「これまではすぐ近所に住む主人の実家に集まることが多かったのですが、招く側になりました」。友人が集う機会も増えたという。
スポーツが大好きなご夫妻と育ち盛りの男の子2人のにぎやかな4人暮らし。1階はバーベキューができる広い庭と家族が集えるLDK。2階にはそれぞれの個室をミニマムに配した。それぞれの部屋で過ごしていても互いの気配を感じられるように、LDKと2階を大きな吹き抜けで結んだ。庭に面した側は一面の開口。外部につながっているようなのびやかなLDKは室内に居ながらアウトドアで過ごしているような気分になる。
「私の希望は陽光が差し込むキッチンでした。規格外の大開口のおかげでいつも明るいし、動線もよく、快適です。集合住宅での生活と比べて、家事の作業効率が各段によくなりました」と奥さま。当初、2.5mを予定していたアイランドキッチンは天井の高さとのバランスを考え、標準よりも大きめの2.7mに。ダイニングテーブルも家族4人がゆったりと座ることができる2.5m幅のものに変更。「ショールームで見たときにはかなり大きく感じたのですが、配置してみると、このサイズがベストでした」と奥さまは言う。見学会などで実際に人が生活している家を訪れるうちに、キッチンや家具は部屋の規模とのバランスが重要だということを実感したという。

 

都会的なシンプルモダンとログハウス風が見事に融合

天井高4.8mから5.49mと勾配をつけた天井は、より高さを感じさせる効果を狙ったもの。床と無垢材の板張りでそろえたことで、木に包まれるような温かみもプラスされた。2階の床や外壁の一部も無垢材で仕上げ、家全体の統一感を出すことに成功している。「主人の希望は『森の中のログハウス』のような木の家でした」。ところが、奥さまの好みは都会的なシンプルモダン。インテリアを黒とグレーでまとめて「都会的なログハウス」を完成させた。「二人の好みをミックスしたような家だと、よく友人に言われます」と奥さま。2階の子供部屋にはボルダリングウォールを設置。将来は個室にする予定だが、まだ幼い今は2部屋分を開放してのびのびと自由に遊べるスペースにしている。
キッチンは一面にレンガ調タイルを張り、程よくラフに仕上げた。子供たちと共に楽しく過ごすのにふさわしいスタイリッシュなLDKだ。

 

「どう暮らすか」を引き出すのが家づくりの鍵

「何部屋欲しいか、何畳のスペースかなど数字が答えになる質問は一切しません」と話すのは設計を担当したM-STYLE HOUSEの酒井良子さん。「週末はどう過ごしたいか、どんなお料理が好きか、友達を招くのが好きかなどライフスタイルに関する雑談がほとんどです。その中でご家族がどのような生活を理想としているかをくみ取ります」。見学会に頻繁に足を運んでもらうのも、M-STYLE HOUSEの特徴だ。「データではなく実際に生活されている空間に身を置き、体感することで、どんな天井の高さが理想か、どれくらいの広さが必要かを判断してもらっています」と酒井さん。家づくりはご家族の理想の未来づくりと信じている。「アクティブなご家族なので、家の中でもアウトドアで遊んでいるような気分になれる、外に開く家を提案しました」。シンプルモダンなデザインと屋外のような心地よさを味わえる、洗練された木の家が誕生した。

 

取材・文 間庭 典子

M-STYLE HOUSE
大阪府岸和田市中井町1-9-1

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2016
25
Nov

LDKは家族の遊び場天井高5.49mの大空間


K邸
設計/酒井良子(M-STYLE HOUSE) 施工/M-STYLE HOUSE
所在地/長野県上田市 家族構成/夫婦+子供2人
延床面積/114.26㎡ 構造・構法/SE構法

 

LDKは家族の遊び場――
天井高5.49mの大空間

 

アウトドア気分で過ごせる外へと広がる開放的なLDK

「一戸建てに住んでいちばんうれしいと感じたのは、自宅でバーベキューができることです。長野県民って本当にバーベキューが好きなんですよ」と語る奥さま。冬が長い地方だけに緑が美しい夏の時期を大切にする。さわやかな夏の屋外でのひとときは何よりもの贅沢。今は毎週のようにバーベキューを楽しんでいる。「これまではすぐ近所に住む主人の実家に集まることが多かったのですが、招く側になりました」。友人が集う機会も増えたという。
スポーツが大好きなご夫妻と育ち盛りの男の子2人のにぎやかな4人暮らし。1階はバーベキューができる広い庭と家族が集えるLDK。2階にはそれぞれの個室をミニマムに配した。それぞれの部屋で過ごしていても互いの気配を感じられるように、LDKと2階を大きな吹き抜けで結んだ。庭に面した側は一面の開口。外部につながっているようなのびやかなLDKは室内に居ながらアウトドアで過ごしているような気分になる。
「私の希望は陽光が差し込むキッチンでした。規格外の大開口のおかげでいつも明るいし、動線もよく、快適です。集合住宅での生活と比べて、家事の作業効率が各段によくなりました」と奥さま。当初、2.5mを予定していたアイランドキッチンは天井の高さとのバランスを考え、標準よりも大きめの2.7mに。ダイニングテーブルも家族4人がゆったりと座ることができる2.5m幅のものに変更。「ショールームで見たときにはかなり大きく感じたのですが、配置してみると、このサイズがベストでした」と奥さまは言う。見学会などで実際に人が生活している家を訪れるうちに、キッチンや家具は部屋の規模とのバランスが重要だということを実感したという。

 

都会的なシンプルモダンとログハウス風が見事に融合

天井高4.8mから5.49mと勾配をつけた天井は、より高さを感じさせる効果を狙ったもの。床と無垢材の板張りでそろえたことで、木に包まれるような温かみもプラスされた。2階の床や外壁の一部も無垢材で仕上げ、家全体の統一感を出すことに成功している。「主人の希望は『森の中のログハウス』のような木の家でした」。ところが、奥さまの好みは都会的なシンプルモダン。インテリアを黒とグレーでまとめて「都会的なログハウス」を完成させた。「二人の好みをミックスしたような家だと、よく友人に言われます」と奥さま。2階の子供部屋にはボルダリングウォールを設置。将来は個室にする予定だが、まだ幼い今は2部屋分を開放してのびのびと自由に遊べるスペースにしている。
キッチンは一面にレンガ調タイルを張り、程よくラフに仕上げた。子供たちと共に楽しく過ごすのにふさわしいスタイリッシュなLDKだ。

 

「どう暮らすか」を引き出すのが家づくりの鍵

「何部屋欲しいか、何畳のスペースかなど数字が答えになる質問は一切しません」と話すのは設計を担当したM-STYLE HOUSEの酒井良子さん。「週末はどう過ごしたいか、どんなお料理が好きか、友達を招くのが好きかなどライフスタイルに関する雑談がほとんどです。その中でご家族がどのような生活を理想としているかをくみ取ります」。見学会に頻繁に足を運んでもらうのも、M-STYLE HOUSEの特徴だ。「データではなく実際に生活されている空間に身を置き、体感することで、どんな天井の高さが理想か、どれくらいの広さが必要かを判断してもらっています」と酒井さん。家づくりはご家族の理想の未来づくりと信じている。「アクティブなご家族なので、家の中でもアウトドアで遊んでいるような気分になれる、外に開く家を提案しました」。シンプルモダンなデザインと屋外のような心地よさを味わえる、洗練された木の家が誕生した。

 

取材・文 間庭 典子

M-STYLE HOUSE
大阪府岸和田市中井町1-9-1

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