LDKの一角に炎の揺らぎが美しく温かな薪ストーブが設けられたS様のお住まい。会社に勤めて以来、日本各地を転々とすることの多かった故にかねてから「拠点」が欲しいと強く願い、上のお子様が中学に入学したのを機にこの千葉の地に新居を構えられました。
「いつか新築する」と心構えて、日本各地の社宅や集合住宅に住みながら気づいたことをメモしていたそう。念願の我が家には、自分たちのライフスタイルに必要な機能や収納がぎゅっと凝縮されています。
阪神・淡路大震災を経験したS様にとって、何よりも大切にしたかったのは家族を守ってくれる耐震性。当初木造は避けようとお考えでしたが、TIMBERYARDのインテリアショップがお好きだった奥様の誘いでお越しいただいたのをきっかけに、重量木骨の家に引き込まれたそうです。耐震性といった性能に加えて、長年の生活で培われた自分たちのライフスタイルに合うデザイン性や心地のよさを兼ね備えた住まいが完成しました。