K HOUSE　MLWELCOME Vol.07掲載

1FにL型で設計されたLDK空間は、SE構法ならではの壁や柱に遮られることなく実現された大空間となっています。 LDKにつながるプレイルームと書斎コーナーはスキップフロアにすることで視線の位置が変わり、LDKと一つに見せつつも緩やかに分けられた空間となります。

近隣のマンションと隣接しているロケーションのため、外壁を設置して外からも中からも視線が気にならないように、窓を高い位置に設置。プライバシーに配慮しながらも採光が取れるように設計されています。 

ダイニングの照明には、デンマークの女性デザイナーのセシリエ・マンツが手掛けた「カラヴァッジオ」をセレクトしました。グレアフリーで柔らかな光がダイニングを照らします。時代を超えて愛される北欧の名作家具や照明は、飽きることなく長い年月をかけて家族とともに歴史を重ねてゆきます。TIMBERYARDではお住まいの設計段階から、その人の暮らし方を考え、インテリアアイテムも一緒にコーディネートさせていただきます。

自然に階段へつながるスキップフロアは、壁や柱のないLDK空間と段差で緩やかにゾーニングしています。程よく変化を付けた空間は、オブジェやグリーンを飾るギャラリーコーナーにしたり、お子様の遊び場にも利用できます。

家族のくつろぎのスペースには、ゆったりとした奥行と柔らかなフォルムが印象的な「アルファベットソファ」をセレクト。胡坐をかいたり寝転んだり背もたれに腰掛けたり…。家族が自然と集えるソファです。

食洗機をビルトインした造作キッチン。ウォルナットの深い色味が空間をぐっと引き締めます。 キッチン脇から一段上がったスペースは書斎コーナーに。回遊できる家事動線が使いやすい設計になっています。

キッチン脇から一段上がったスペースを書斎コーナー。スキップフロアにすることで空間は程よく仕切られて、落ち着く空間に。回遊できる動線でスペースの移動も楽ラクです。

中庭とLDKを結ぶ縁側。季節の移り変わりを感じられるスペースです。天気のいい日にはサンドイッチやフルーツをもってこの縁側へ出て、お子様たちと一緒にピクニック気分でランチをとることも。ここが駅から数分の街の中心部であることを忘れてしまうほどののどかさ。職業柄多忙でスケジュールも不規則なK様ご家族にとって、欠かすことのできない家族団らんのひと時です。道路に面した土地に建つK様邸は、道路と中庭の間にカーポートを挟むことで外部と距離をとる設計となっています。

キッチンから中庭を向いた眺め。視線が外まで通ることで、実際の間取り以上に広がりを感じられます。植木のグリーンや温かな陽の光を感じる心地よいLDKとなりました。