
時代とともに土地は細分化し、家はどんどん外から閉ざされた空間へと変化してきました。それに代わってSNS等のバーチャルコミュニケーションが発達し、人間関係の希薄化が顕著になってきています。街や家のあり方を見直すことでコミュニティのあり方も変わっていくのではないか?そういった考えから生まれたのがビレッタです。
住宅密集地に建つみどり豊かな街「VILLETA」。様々なものが「所有」から「利用」へその形を変えてゆく中、街づくり、家づくりのベースとなっている「土地」についてもシェアしていく事が可能ではないか。そうする事で従来とは違う自由度の高い街が創れるのではないかと考えました。ビレッタでは定期借地権を利用する事でコモンと呼ばれる広い共有庭を設け、その庭を介して住民同士がボーダレスに繋がる空間設計が行われています。家から共有庭へと繋がり開かれた街づくりを行うことで自然と住戸間のコミュニティが生まれる街づくりです。多様化するライフスタイルに寄り添う今までに無い新しい分譲住宅の形にチャレンジしました。