オーナー様のご要望は「1階完結型の暮らしができる家」でした。
北向きの変形地という敷地条件のなかで、プライバシーを確保しながらも明るく快適に暮らせる住まいを目指しました。南側は計画当時更地でしたが、将来的に建物が建つことも想定し、2階部分を敷地南側から約3mセットバック。吹き抜けや高窓と組み合わせることで、周辺環境が変化しても安定して光を取り込めるよう計画しています。
建物北側には、オーバーハングによって生まれた半屋外のテラスを配置。LDKや居室とゆるやかにつながりながら、ウリンフェンスやアウターシェードによって外部からの視線をコントロールしています。風や光を取り込みつつも落ち着いて過ごせる、もうひとつのリビングのような外部空間です。
玄関は住まいの中心に配置し、土間収納・LDK・水回りへスムーズにつながる動線計画としました。水回りは回遊できるレイアウトとすることで家事効率を高めながら、必要に応じて建具で仕切ることで生活感を隠せるよう工夫しています。
LDKの他にテラスに面して居室を配置。現在は家族の寝室として活用されていますが、将来的には個室としても利用できる計画です。2階にも個室を確保しながら、日々の暮らしは1階だけで完結できる、平屋のような住まい方を実現しています。
テラス、吹き抜け、回遊動線、そして1階完結型の暮らし。内と外を心地よくつなぎながら、家族が穏やかに暮らせる住まいをかたちにした「箱庭の家」。
タイコーならではのパッシブデザイン住宅が、またひとつここに完成しました。
――タイコーとの家づくり、決め手は?
私たち、そこまで細かいこだわりがあるタイプではなかったんです。でもお家の雰囲気や社長のお話を聞いて「タイコーさんなら絶対良い家にしてくれる」っていう安心感を抱きました。
だから「こういう家にしたい」というより、「タイコーさんとの家づくり」が一番のこだわりだったかもしれないです(笑)
――実際に住んでみて、使い勝手はどうですか?
1階の家事動線はすごく良いですね。洗濯して、そのまま掛けて、畳んで、収納して…っていう流れがすごくラクです。
ぐるっと回ることができる動線にしたのも良かったです。普段は扉を開けっ放しにしてスムーズに移動し、来客時には扉を閉めることでプライベートな空間を隠して裏側で作業ができるなど、状況に応じた使い分けができるのも気に入っています。
――これから家づくりをされる方へ、何かアドバイスはありますか?
考えすぎないことですかね(笑)。
家づくりって決めることが本当にたくさんあるので、悩み始めるとキリがないと思います。だからこそ、「これいいな」と思ったら、自分たちの直感を信じて決めることも大事なんじゃないかなと思います。私たちは迷っても一度持ち帰ることはあまりせず、その場で決めていくことが多かったですね。
あとは、信頼できる会社に任せることだと思います。私たちは「タイコーさんなら大丈夫」と思ってお任せしていました。
もちろん自分たちの要望は伝えましたが、プロの提案を信頼して進められたことで、家づくりを楽しみながら進めることができました。
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