おしゃれなルーフバルコニーで憩いの時間を。施工と使い方のヒント

更新日：2024.5.15　作成日：2024.5.15

ルーフバルコニーに憧れているという方は、少なくないのではないでしょうか。今回は、ルーフバルコニーについて詳しくご紹介しましょう。ルーフバルコニーのメリットや活用例、どのように設置すると、よりルーフバルコニーを楽しく使えるかなどを、事前に知っておくことで、自分たちの暮らしにピッタリのルーフバルコニーを実現できるでしょう。

ルーフバルコニーとは？　ベランダやテラスとの違い

ルーフバルコニーとは、ルーフという字の示す通り、建物の屋上にある広めのオープンスペースです。屋上で屋根がないことから日当たりが良く、通常は手すりで囲まれています。オープンスペースというと、その他にも、テラスやベランダがあります。テラスは、主に地上階に設置される半屋外空間です。ベランダは室内に隣接し、屋根が付いていることが一般的です。

ルーフバルコニーのメリット

ルーフバルコニーを設置することで、どのようなメリットがあるでしょうか。今回は、3つのメリットをご紹介します。

解放感＆日当たりが抜群

ルーフバルコニーは、広がる空を満喫できる解放感あふれる空間です。建物の陰になることが少ないため、朝日や夕日など、一日を通して太陽の光を満喫できます。開放的な雰囲気の中で、新鮮な空気に触れながらリフレッシュできるのがメリットです。

屋外スペースを広く確保できる

ルーフバルコニーは、広範囲に屋外空間を作ることができます。ゆとりある面積を活かし、家族でくつろげるプライベートな一角を設けたり、ミニ菜園を楽しんだりと、自由な発想で活用できます。オープンな環境の中で趣味を楽しみ、家族で過ごせる居心地の良い空間を作ることができるでしょう。

屋内の様子が外から見えにくい

外部からは、ルーフバルコニーの奥にある室内までは視線が届きにくく、プライバシーを確保しやすい構造といえます。さらに、手すりや植栽などを設置すれば、ルーフバルコニー自体のプライバシーを守ることもできるでしょう。

ルーフバルコニーの活用例4選　無限の使い方を楽しむ

ルーフバルコニーを作ったら、どんなことをしたいと考えていますか。ここでは、ルーフバルコニーを使ったライフスタイルを4つご紹介します。皆さんも、想像力を膨らませて、ルーフバルコニーの暮らし方について思いを馳せてみましょう。

家族・友人とお家キャンプ

ルーフバルコニーは開放的な屋外空間なので、家族や友人を招いて、アウトドア気分が味わえます。簡単な道具を用意するだけで、手軽にキャンプ気分を楽しめます。レジャーシートを敷き、バーナーでお手軽な料理を作ったり、家族で寄り添ってコーヒーを飲みながら星空を眺めたりと、普段の生活とはひと味違う、非日常な時間が過ごせるでしょう。

緑豊かなガーデニングスペース

ルーフバルコニーは、屋根がない日当たりの良い空間なので、ガーデニングに最適です。プランターを並べて、お気に入りの花や野菜を育ててみましょう。土いじりを楽しみ、緑に囲まれた潤いのある場所で過ごすことができます。家族で協力して植物の世話をすると、栽培や収穫の喜びを共有できて、家族同士のコミュニケーションもより豊かになるでしょう。

青空の下でストレッチ

ルーフバルコニーでは青空を存分に感じられるので、気持ちよくストレッチを行うのに最適です。朝日が差し込む、明るい朝のストレッチは、一日の始まりにピッタリです。夕方は、ゆったりとした空気に包まれ、心身ともに疲れが取れるでしょう。屋内とは違う解放感で、呼吸を整え、心もリフレッシュできます。ヨガマットひとつで簡単に行えるのもいいですね。

カフェ気分でほっと一息

ルーフバルコニーは、広々として自由な場所と言えます。そこに小さなテーブルと椅子を置けば、プライベート空間でありながら、カフェにいるかのような雰囲気のリラックス空間が完成します。朝陽を浴びながらモーニングコーヒーを味わったり、夜空を眺めながらお気に入りの酒を楽しんだりと、日々の喧騒を離れてひとときの安らぎを感じられるでしょう。

ルーフバルコニーの施工アイデア

ルーフバルコニーをどのような空間にするかについては、その施工にもアイデアがたくさんあります。ここでは、実例をもとに3つのアイデアをご紹介します。

リビングと一体化

居住空間とルーフバルコニーが、一体で設計されているこちらの事例。大きな開口部を通して、室内からルーフバルコニーの明るく気持ちの良い雰囲気が感じられます。ルーフバルコニーでは、ウッドデッキの上に椅子とテーブルが置かれていて、室内との一体感を味わえるくつろぎの空間が用意されています。

人工芝で屋上にも緑を

この事例では、ルーフバルコニーに人工芝を敷いて、都会の中にも小さな緑の空間を作り出しています。また、明るい照明とソファ、テーブルが設置されており、夜でも心地よくくつろげるよう工夫されています。人工芝は、手入れが簡単なこともメリットですね。

光を取り込むガラス屋根

ルーフバルコニーにガラス製のパーゴラが設置されており、適度な日光を室内に取り込める工夫がなされています。屋根が一部ガラス張りで、サッシには日除けがついているので、広々とした雰囲気を損なうことなく、気候に合わせて日陰を確保できます。

まとめ

開放感たっぷりのルーフバルコニーがあれば、休日の午後に家族や友人と過ごしたり、おいしい野菜やきれいな花を育てたり、または一人でプライベートな時間を楽しんだりと、時間や季節を問わず、生活が豊かになる様々なアクティビティができそうです。豊富な実例も参考に、ぜひ自分たちの暮らしに合ったルーフバルコニーを見つけてみてはいかがでしょうか。