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テラス空間をウッドデッキで作ろう!屋根の有無や庭との関係性で使い方も変化

更新日:2024.4.23 作成日:2024.4.23
テラスをウッドデッキで作る
庭やテラスなどの屋外スペースを有効活用するために、ウッドデッキをつくるのは選択肢のひとつです。ウッドデッキは、素材や設置場所によって様々な表情を見せ、住まいの雰囲気をグッとおしゃれにしてくれます。今回は、テラスにウッドデッキを作ることで、快適で上質な空間を実現する方法をご紹介します。


テラスをウッドデッキで作るには


チェアを置いたテラスのウッドデッキ
ウッドデッキとは、木材を使って作られた半屋外の空間のことを指します。一般的に、天然木や人工木が素材として使われます。テラス空間をウッドデッキで作る際は、まず天然木か人工木のどちらを使うかを、選択する必要があります。天然木は、経年変化による味わいがある一方、人工木は手入れが簡単というメリットがあります。自分のライフスタイルに合った素材を選んで、理想のテラス空間を実現しましょう。


テラスをウッドデッキにするメリット

テラスをウッドデッキにすることで、生活に新たな彩りが加わります。ウッドデッキのメリットを3つご紹介しますので、見てみましょう。

アウトドアリビングとしての団らんの場

夜景が美しいテラスのウッドデッキ
ウッドデッキはアウトドアリビングとして活用できるので、家族や友人と楽しいひとときを共有できます。木の温もりに包まれた居心地の良いウッドデッキで、お気に入りのエクステリアを飾り、バーベキューやガーデンパーティーを開くことで、寛ぎの時間を過ごすことができるでしょう。また団らんの場としてだけでなく、一人でくつろぐためのリラックススペースとしても活躍します。


ガーデニングなどの趣味を楽しめる

おしゃれなテラスのウッドデッキ
ウッドデッキがあれば、ガーデニングや家庭菜園などの趣味を、十分に楽しむことができます。プランターで花を育てたり、野菜やハーブを作ったりと、季節ごとの花や緑を堪能できます。また、外構や庭があれば、庭の植物との一体感が増し、趣味の幅が一層広がるでしょう。庭いじりをしながら、デッキでくつろぐことで、リフレッシュできる贅沢なひとときを過ごせます。


洗濯物を干すスペースとして活用できる

緑が美しいテラスのウッドデッキ
ウッドデッキは、洗濯物を干すスペースとしても大変便利です。屋根があれば雨に濡れる心配がなく、日当たりも良好なため、洗濯物を素早く乾かすことができます。シーツや布団などの、大きなものを干す際にも便利ですね。デッキの周りにテラス用のフェンス等を設置すれば、プライバシーも確保できます。2階に干す場合より、洗濯物を干す際の移動距離も短くなり、家事動線の効率化も図れます。


テラスをウッドデッキにするデメリット


開放的なテラスのウッドデッキ
ウッドデッキには魅力的な面がある一方で、デメリットといえる部分もあります。それらを事前に知ることで、対策を考えてみましょう。



定期的なメンテナンスが必要

ウッドデッキは、常に屋外の自然環境にさらされているため、美しく長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に天然木を使った場合、メンテナンスをしないまま年月を経ると、変色やささくれ、反り等が生じる事もあり、部材交換や張り替えが必要になる可能性もあります。人工木材でも、定期的なお手入れを怠ると劣化が早まってしまいます。正しいメンテナンスを定期的に行うことで、いつまでも美しいウッドデッキをキープしましょう。

床下の雑草や害虫対策が必要

デッキの下は日陰になりがちで、雨に濡れやすいため、何も対策しなければ、雑草が生えたり、シロアリやゴキブリなどの害虫が発生しやすい環境となってしまいます。その環境を放置していると、木材の劣化や衛生面での悪影響も心配されます。このため、定期的な防草シートの張り替えや、薬剤の散布などの対策が重要となります。


テラスをウッドデッキで作る際の注意点

テラスにウッドデッキを設置すると、居住空間が広がり、アウトドアライフを楽しめるなど様々なメリットがあります。ただし、設置する際には、下記のような点に注意が必要です。

ベストな方角を考える

芝生の庭にあるテラスのウッドデッキ
ウッドデッキの設置場所を決める際には、その場所で何をしたいかを、事前にイメージしておくことが大切です。例えば、洗濯物を干したい場合は、日当たりの良い方角に設置する必要がありますし、BBQなどの調理をする場合は、風向きを考えることが重要です。家族のライフスタイルに合わせて、ウッドデッキの向きを決めることで、より快適に活用できるでしょう。


屋根をつけるなら選び方も大切

子供が遊べるテラスのウッドデッキ
ウッドデッキに屋根をつける場合、地域の気候条件を考慮する必要があります。例えば多雪地域では、雪の重みに耐えられる頑丈な屋根、もしくは雪が落ちやすい形状にすることが必要ですし、強風が吹く地域では、風に強い素材を選ぶことが重要です。屋根のデザインも地域の持つ特性に合わせて決めることで、ウッドデッキを長く安全に使用できます。


天然木を使うなら腐食に注意

シンプルなテラスのウッドデッキ
ウッドデッキに天然木を使う場合、腐食対策が欠かせません。地面に接する部分は、特に注意が必要で、通気性の良い高い位置に設置するのがベストです。また、定期的なメンテナンスで、木材の劣化を防ぐことができます。耐久性に優れた木材を選び、適切な防腐・防虫処理をすることで、いつまでも快適に使うことができます。


まとめ

テラス空間にウッドデッキを設置すると、洗濯物を干したり、BBQを楽しんだり、ガーデニングなどの趣味を満喫できるなど、アウトドアライフを存分に楽しめます。ウッドデッキを作る際には、方角や素材選びを適切に行い、定期的なメンテナンスを実施するなどの注意点もあります。地域性を考慮し、最適な計画を立てて、快適で上質なウッドデッキ空間を作りましょう。

テラスをウッドデッキで作る 施工例

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