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ウォークインクローゼットのメリット・デメリットは?大量収納で住み心地アップ!

更新日:2024.7.19 作成日:2024.7.19
ウォークインクローゼット
衣類を大量に保管できる「ウォークインクローゼット」は、ファッションが好きな方々にぜひ設けてもらいたい空間です。今回は、このウォークインクローゼットの種類や、メリット・デメリットについて解説していきます。特徴を知って、毎日のおしゃれがもっと楽しくなる空間を作っていきましょう。


ウォークインクローゼット(WIC)とは


取り出しやすいウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは、人が入って歩けるスペースがあるクローゼットのことをいいます。間取り図では「WIC」または「WCL」と表記されます。ウォークインクローゼットの種類には、ハンガーパイプに衣類を吊るして保管する「ハンガーメインタイプ」、壁一面に収納棚を設ける「全面収納棚タイプ」などがあります。市販のユニットキャビネットを配置する「ユニットキャビネットタイプ」は、棚のサイズや組み合わせを自由に調節できるのが特徴です。


ウォークインクローゼットのメリット・デメリット


家事導線の良いウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットのメリットとデメリットについて解説していきます。メリットとデメリットの両面を理解した上で、最適な収納スペースを計画しましょう。


【メリット1】収納力が高い

ウォークインクローゼットは、通常のクローゼットに比べてスペースが広く、収納力が高いことが特徴です。収納棚を壁一面に配置すれば床から天井まで有効にスペースを活用できます。衣類だけでなく、帽子やバッグ、アクセサリーなどの小物や、扇風機やスーツケースなどの大きな荷物も片付けておくことができます。


【メリット2】更衣室として活用できる

広いスペースを生かし、更衣室としても利用できます。ハンガーパイプや棚を設置していない壁面に全身鏡を設置すれば、より使い勝手がよくなるでしょう。また、服をその場で選んで着替えられるため、さまざまなコーディネートを試すことができます。お出かけ前の準備の時間短縮にも繋がります。


【デメリット】広いスペースが必要

ウォークインクローゼットのために広いスペースを確保することによって、生活スペースが圧迫されてしまう可能性もあります。敷地面積が限られているのであれば、他の部屋とのバランスを考えなくてはなりません。収納する衣類の量や、他の部屋との優先度を踏まえて広さを決めるようにしましょう。


ウォークインクローゼットのレイアウトの種類

ウォークインクローゼットは、レイアウト別に4種類に分けられます。それぞれの特徴について解説していきます。

Ⅰ型

大容量のファミリー向けのウォークインクローゼット
I型ウォークインクローゼットは片方の壁に収納を設置するタイプで、反対側は通路になっています。他のレイアウトに比べて収納できる量は少ないですが、場所を取らないため設置しやすいというメリットがあります。


Ⅱ型

白を基調としたウォーキングクローゼット
両側の壁に収納スペースを配置し、中央に通路を設けるタイプです。夫婦で分けたり、シーズンやアイテムの種類ごとに分けたりして収納でき、使い勝手の良さが特徴です。突き当たりの壁には収納がないため、姿見などを置くことができます。


L字型

広さのあるウォーキングクローゼット
片側の壁と奥の壁を使って、L字型に収納を設置したクローゼットです。角がデッドスペースになりやすいため注意が必要ですが、コーナーラックを置くなどの工夫をすれば、狭いスペースでも効率よく収納できます。


コの字型

かわいい壁紙のウォークインクローゼット
入り口以外の全ての面に収納を設けたタイプで、最も収納力が高いのが特徴です。このため、家族みんなで使うファミリークローゼットにも向いています。L字型と同様に角はデッドスペースに注意が必要です。


ウォークインクローゼットのおすすめ実例を紹介



出入口とクロスに遊び心をプラス

アーチ状のウォークインクローゼット
アーチ状の出入り口と、鳥と草花が描かれた壁紙が印象的なウォークインクローゼット。遊び心の感じられるデザインで、毎日の洋服選びが楽しくなりそうです。収納タイプはコの字型になっていて、機能性にも優れています。突き当たりの壁紙は見せつつ、左右のハンガーパイプは壁で隠しているため、雑然とした印象を与えません。


身支度がスムーズな動線を確保

通り抜けのできるウォークインクローゼット
こちらの事例は、ウォークインクローゼット、洗面所、リビング、玄関が1階でひと続きになっているので、朝の身支度の際に上下階を往復する必要がありません。また、洗面所を挟んで反対側にはランドリールームがあり、洗濯物を取り込んですぐに収納できる動線です。ハンガーパイプを多く設けてあるため、畳まずに収納できるのも魅力です。


ショールームのような煌びやかさ

スタイリッシュなウォークインクローゼット
スペースを広々と使った上質で煌びやかな空間は、まるで高級ブランド店のショールームのよう。落ち着いたダークカラーの木製棚から大人の色気が感じられます。ハンガーパイプ上部には照明が設置され、衣類を美しくライトアップ。小物類はガラスケースで安全に保管されています。洋服好きのこだわりが詰まったウォークインクローゼットです。


まとめ

今回は、ウォークインクローゼットについて詳しくご紹介しました。メリット・デメリットやレイアウトの種類などの基本を抑えながら、自分たちのライフスタイルに合うウォークインクローゼットを作って、日々のおしゃれを楽しみましょう。

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