2018
20
Jul

家のデザインについて、 理想の家づくりのためのコラム

構造見学会でのチェックポイント6選|見どころや参加のメリットとは

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1.構造見学会とは

構造見学会は、建築中の家を見るものですが、完成間近の家を見るのとは少し違います。内装や床板などが張られる前に、基礎や構造がチェックできます。俗にいう「手抜き工事」や「住宅トラブル」になるものの多くは、この基礎や構造が問題となります。壁や床などの内装で隠れてからでは、チェックできない非常に重要な部分です。新築を検討されている方は、構造見学会に足を運んで普段見られない家の構造をしっかり確認してみてください。

家に関する見学会には、構造見学会の他にもいろいろなものがあります。どれも見るポイントをしっかり押さえておけば、見逃せない情報を得ることができます。

完成見学会

モデルハウス展示場などは、周囲に何もないような開けた場所にあるため採光があり、実際の近隣状況が反映されていない場合がほとんどです。完成見学会は、建物が完成しこれから人が入って暮らす間際の「現実的な佇まい」を知ることができ、採光やプライバシーなどがどのように確保されているのかなど多くのヒントを得られる見学会になっています。

居住住宅見学会

住居住宅見学会は、新築の家で生活しているお宅に訪問をする見学会です。家具を配置した後の広さのイメージなども掴みやすく、実際に住まわれている方からもお話を聞いてヒントを得ることも可能な見学会です。

構造、工法見学会

工法見学会は構造見学会と似ていますが、耐震や耐久性に関わるハウスメーカー独自の工法を見学するものです。柱や梁の太さ・接合の仕方・素材・気密性などの説明を同時に聞くことも可能です。現場で部材がどのように管理されているかも確認できます。家の部材が雨ざらしになっていたりしないかなどもチェックでき、任せても安心かどうかも判断できます。

 

2.構造見学会に参加するメリット

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構造見学会への参加で得られるメリットは、以下の通りです。

 

<参加するメリット>

・普段は見られない壁や床下の内部(家の基礎)を見ることができる

・工事が的確に行われ、手抜きがないかをチェックできる

・素朴な疑問にも現物を見ながら説明が受けられ、理解が深まる

・職人や現場の方の信頼性を見抜ける

 

構造見学会では、家が完成する途中経過に不備や手抜きがないかなどが確認できるため、ハウスメーカーの信頼性も見てとれます。また、要望なども直に伝えることが可能です。直に質問して現場を見ながら説明を受けられ、誠実な対応があるか・現場と営業の間にコミュニケーションがあるかなど視点を変えながらメーカーの総合的判断ができます。仕事や対応の丁寧な業者さんなどに出会えるチャンスもあり、参加するメリットは大変多いでしょう。

 

3.構造見学会で見るべきポイント

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何を見るべきかわからないまま構造見学会へ行ってしまっては、もったいない時間になってしまいます。見るべきポイントを事前に確認して、有意義な見学会にしてください。

 

<構造見学会でチェックするポイント>

3-1.家の構造、工法

3-2.地盤やコンクリートの厚さ(基礎)

3-3.害虫や腐敗への対策

3-4.どのように断熱材が使われているか

3-5.耐震性について(構造計算がされているか)

3-6.信頼できる建築会社か確認(各種保証制度が充実しているか)

 

これらのチェックポイントは、大切な家を建てるメーカー選びに欠かせないものです。どのように大切なのか、それぞれ詳しくみていきましょう。

3-1.家の構造、工法

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それぞれの建物には基礎となる工法があります。メリットやデメリットもありますので、見学する家の工法が何なのかをまずは確認しておくことが大切です。どの工法がいいのかをチェックすることで、コストや施工性・将来的な生活のイメージも掴みやすくなります。

工法のチェック方法は次を参考にしてみてください。

・どの程度の地震に耐えられるのか(繰り返し地震は?)

・思い描く間取りや空間は作れるのか

・敷地制限はあるのか(防火地域など)

・将来の増改築にふさわしい工法なのか

・地盤にあった工法なのかどうか

チェックを忘れて、将来の増改築に驚くほど大きな工事が必要になり、費用がかさんでしまうこともありますので、将来的なビジョンも一緒に考えながら工法を見ていきましょう。

→【リフォーム簡単】「スケルトン&インフィル」が資産価値のある家である4つの理由【リノベーション】

3-2.地盤やコンクリートの厚さ

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基礎は家を支えるとても重要な部分です。基礎に不備があれば家の傾きや沈みなどが発生する重大な被害が出ることもあります。また、地盤調査は一般の方には難しいため業者を依頼することが一般的ですが、近くに河川はないか・以前は田や畑でなかったかなど含めて地質の種類なども参考にしてください。

基礎のチェックポイントは、砂利の転圧や鉄筋・コンクリートの施行や型枠を外すまでの期間や天候・アンカーボルトの位置・床下排気口の数などがあります。

図面通り建築法で定められた条件がしっかり反映されていないと、後に不具合があった際にも修復不可能になってしまう場合もあります。

チェック方法は以下の通りです。

・図面を見せてもらい実際の現場と照合させてもらう

・鉄筋やボルトが真っすぐ立てられているかを見る

・コンクリートを固める期間を聞いてみる

・構造見学会の数日前から天候をチェックしておく

建築の素人でも、この4点は確実に確認できるはずです。図面を見ながら鉄筋の間隔などが図面と違わないかチェックしてみましょう。基礎コンクリートの型枠を外すのが早すぎるのは危険です。最低4日はかかります。また、雨の日の翌日には打設しません。基礎の強度を決める為の大切な工程ですから、天候を見ておくことも大切です。

3-3.害虫や腐敗への対策

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構造見学会では、内装が施されないままの状態をみることができます。床下になる部分や屋根など、害虫や腐敗の被害対策をどのようにしているのかを見ていきます。

基礎部分の木材の材質や防腐剤の施工の仕方なども聞いてみましょう。また床下の湿気をどのように逃がしているのかなども、シロアリなどの害虫対策には欠かせないポイントです。

・床下換気口の数

・地面からの湿気対策

・木材への腐敗処理や防虫処理の方法

構造見学会でしか確認できないチェック事項です。

3-4.どのように断熱材が使われているか

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壁には断熱材が施されますが、どんな断熱材が使用されているのか・隙間なく貼られているのか・断熱材の特性などをチェックします。

構造見学会の際に断熱材を貼らない状態でお客様を通すところは、少し警戒が必要かもしれません。断熱材は家の気密性を保ち、室内温度の維持など住み心地を決めるものです。夏に厚くて冬は寒い家は、断熱材に問題がある場合が多いです。

・断熱材がしっかり止められているか

・隙間なく断熱材を施しているか

・防火性の高い素材かどうか

断熱材がしっかり止められていないと、年数が経過した時に下にすべて落ちてしまう場合もあります。年数が経っても落ちないかどうかも聞いてみるとよいでしょう。

3-5.耐震性についての施工ルール

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耐震性は時代の移り変わりによって、進化を遂げています。建築基準法で定められた耐震基準にのっとって、施工がされているかをチェックします。

記憶に新しい熊本地震や東日本大震災をみても分かるように、地震大国日本で長く住める家の基準は耐震性に直結しているといっても過言ではありません。

・構造計算が施されているか

・耐震等級は何等級か確認する

・長期優良住宅に該当するのかどうか確認する

・地盤と基礎しっかり確認する

特に「構造計算」を施しており、数値的に地震に耐えられる住宅かの確認が重要です。耐震性が高ければ地震保険料が安くなったり、家の売買がある時には良い査定として評価されたりすることもあります。また、長期優良住宅になれば住宅ローンや固定資産税の減税などもありますので、該当していればメリットは大きいです。

3-6.信頼できる建築会社かどうかの確認

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構造見学会では、家だけでなく職人やスタッフ、資材置き場などもチェックしてみてください。「家を大切に作る」といった心意気が随所にみえてきます。営業の方の対応が良くても、実際に現場で作業される方々にその意志が伝わっているかが大切なポイントです。

・家の柱になる木材は、雨の日にはどうしているのか

・ブルーシートで覆い方が雑ではないか

・道具が散乱していたり、ゴミや木くずなどが散らかったりしていないか

・タバコを吸った形跡はないか

・第三者検査、完成保証制度、住宅瑕疵担保責任保険等の保証制度が充実しているか

信頼できる建築会社では、休みの日でも暴風雨などになると現場の状況をチェックしに向かうところもあります。また、各種保証制度を採用しているかも確認してみましょう。その施工会社の「家づくり」に対する姿勢が伺えるでしょう。

自分の家のように大切に建ててくれる、そんな気持ちが随所に見られるといいですね。

 

4.構造見学会での注意点

構造見学会ではいくつか注意点があります。

■スタッフの指示に従うこと

構造見学会が行われる家は、建設中の家のオーナーのものでメーカーのものではありません。いくら建設中であっても知らない人に家に上がられるのはイヤ!という方もいる中、好意で見学を許可してくれています。細かいスタッフからの指示があるかもしれませんが、きちんとスタッフの指示に従って見学しましょう。

■子供連れの方は手を離さないこと

建築現場は様々な機械や工具もあり、足元もむき出しの場所が多いため大変危険です。お子様がいる場合には、1人での行動は絶対させないのがマナーです。

■サンダルやヒールでの見学は禁止

現場は歩きにくい場所も多いです。サンダルやヒールでの見学は危険です。動きやすいスニーカーや運動靴での見学が基本です。

■十分マナーを守って見学すること

他にも、カメラやビデオでの撮影、敷地や建物、付近の道端での喫煙、材料や柱への傷や汚れを付ける行為は禁止です。一般常識で考えられるマナーを十分に守って見学しましょう。

 

優良な住宅メーカーは「家の構造」を大事にしている

構造見学会に参加してみたい場合は、こちらから全国で開催している見学会に参加することができます。自らの家作りにも、多くのヒントや参考になる情報が詰っている見学会になっていますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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