2019
26
Apr

家のデザインについて、 理想の家づくりのためのコラム

リビングの一角を癒しの和モダン空間に。和室を作りたい時の5つのポイント

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間取りを考える際に、和室を一室設けるかどうかは迷うところ。来客用にと和室を確保しても、いつの間にか物置代わりになってしまった…なんてこともあります。そこで、和室を最大限に活かすために、リビングの一角を畳ルームにしてみたり、フルオープンにできる空間にしたり、小上がりの和室にしたりと、間取りを考える際に参考にしたい和室作りの5つのポイントを紹介します。

リビングの一角を癒しの和モダン空間に。和室を作りたい時の5つのポイントのインデックス

扉をフルオープンにすれば広々空間に早変わり

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完全に独立した和室は、用途がかなり限られてしまいます。ご両親や親戚、ご友人が来客した際に、寝室として使ってもらうことができますが、そんなに頻繁に来客があるわけではありませんよね。

そこで取り入れたいのが、和室をフルオープンにもできるような間取りにするアイデア。普段は開け放しておけば、リビングと同空間として使えて、個室として使用するときは扉で区切るなどフレキシブルに活用できます。床はできるだけフラットにすれば、よりリビングとの一体感が生まれます。扉は障子にするか、洋風の扉にするかで、雰囲気もずいぶん変わりますね。

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和室がリビングの一角にあれば、お子さんのお昼寝で使えたり、大人がごろんと横になれたりと、洋室にはない魅力があります。また、若い頃は和室が必要ないという考えでも、年齢を重ねるにつれて和室が欲しくなるなど気持ちの変化もあるでしょう。その場合は、リフォームで和室ルームに変更することができるように、あらかじめ設計段階で住宅メーカーに相談しておくのもおすすめです。

 

小上がりは子どもの遊び場や収納など多目的に活用

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リビングの一角に小上がり風の和室を設けることもできます。子育て真っ最中のご家庭なら、子どもの遊び場やお昼寝の空間として重宝します。また、小上がりにするメリットは、下にたっぷりの収納を設けることができるところ。ここに来客用の寝具や座布団などを入れておくのもいいでしょう。

壁面を無垢にして統一感を持たせることで、洋室感覚で使うこともできます。たくさんのご友人が集まるホームパーティーなどでは、小上がり部分に自由に腰を掛けてもらうこともできそうです。

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こちらのお宅でも、リビングと隣接させて小上がりの和室を設けています。お子さんが小さな頃は遊び場やお昼寝の場所として、少し大きくなったら子供部屋として、将来的には夫婦の寝室にと、家族の年齢が上がるのに合わせて使い方を変化させることもできます。将来的なリフォームを考えるのであれば、あらかじめ小上がりにして空間を仕切っておくのも良いアイデアでしょう。

また、リビングからの続きで天井を同じ素材にしていることがわかります。さらに奥側一面は収納になっていて、収納下に取り付けた地窓空間をオープンにさせることで、空間を広く見せる効果も。窓を設ければ、明るく風通しのよい室内をキープできますね。

 

扉や畳にこだわって、見せたくなる和モダンインテリア

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和室のインテリアは、どうしてもワンパターンになりがちです。畳が敷かれ、障子があり、和風の照明、それに似合う家具が置かれ…。でもせっかくなら、あえて見せたい和室ルームにしてみましょう。

どうしても和のイメージが強くなってしまうのが障子ですが、最近では現代的な住宅とも馴染みやすい、モダンな雰囲気のデザイン障子も多く登場しています。お気に入りのデザインを見つけて、取り入れてみるのもいいですね。

障子は本来、縦横に細い桟を入れた木枠に紙を張り、明かりを通す建具です。窓際に使用することがほとんどでしたが、最近は部屋と部屋の間仕切りとして使うことも多くなっています。障子をデザイン性の高いものにするだけでも、ずいぶんとモダンな雰囲気にすることができます。

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最近では、畳は縁なしの琉球畳でモダンに見せるのが主流ですが、畳とフローリングを組み合わせてみたり、一般的な畳と琉球畳を組み合わせてみたりと、常識にとらわれず遊んでみるのもいいかもしれません。

また、あえてレトロな雰囲気の家具を合わせてみたり、照明で遊んでみたり、和室はインテリア次第で、より居心地の良い空間にすることができます。

 

素材に統一感を持たせれば、洋室とも馴染みやすく

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リビングの一角に和室を設けることに抵抗があれば、壁の素材などをリビングルームからのひと続きにして統一させましょう。このお宅の場合は、リビングルームの床材をそのまま和室ルームの壁に施しています。

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ウォルナットの落ち着いた雰囲気のリビングルームにも、素材の選び方次第では違和感なく和室ルームを設けることができます。琉球畳を選んだり、収納の扉にモダンなデザインを取り入れたり、障子ではなくカーテンやブラインドなどに差し替えることで、洋風のリビングの一角にあっても、自然と馴染む和モダン空間になります。

 

フローリングから畳へフラットに続く大空間

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和室を一室と捉えて考えるのではなく、リビングの一角に畳ルームを作るという感覚であれば、よりカジュアルに和室を使うことができそうです。モダンに見せるのであれば、縁なしの琉球畳を取り入れると、すっきりとおしゃれに仕上げることができます。

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リビングから和室までフルフラットにすることで、リビングに足を踏み入れた時に、大きな一つの空間のように見えます。収納の扉などを同じ素材にすることで、全体に統一感が生まれます。

もし、和室が確保できなくても、最近では取り外しができる置き畳やフローリング用の薄畳なども出回っているので、そのようなアイテムを活用して、リビングの一角を畳ルームにしてみてもいいですね。

和室を一室作ろうと思うと、畳や障子、縁側など、伝統的で和の空間を想像して、好みと合わないからとあえて作らないというご家庭も最近は多いかもしれません。しかし、ゴロンと横になってくつろいだり、子どもが昼寝をしたり、来客を招いたりする場合など、日本人にとっては何かと使いやすい空間でもあります。最近では和モダンも主流になり、現代的なインテリアともコーディネートしやすくなってきているので、工夫次第では素敵な空間にすることができますよ。

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