畳の間は、引き込みが可能な戸で仕切りました。使い勝手に合わせて、閉じることは勿論、全開口も可能です。来客があった時に寝るスペースとして便利です。
敷地形状に合わせたL型の奥に細長いプランとし、和室・リビング・ダイニングキッチンをひとつながりのL型に配置。リビングの一部を天井高さ4mにあげて南面の高窓と和室から光を集め、東西、あるいは南北の壁にペアの窓を設け、風を通るようにします。リビング上部の2階部分をロフトに、一段上げた和室の下を引出し収納にするなど、空間を立体的に余すところなく活用しました。
お子さんが勉強する様子を見守れるキッチン脇のカウンター、忙しい朝に2人並んでもゆったり使える洗面カウンターなど、お施主様のこだわりが随所に散りばめられています。