登り梁を現しとしたダイナミックな勾配天井が印象的なリビングダイニング。2階へと続く階段は、片持ち階段のシンプルなデザインとし、吹抜け空間がより広々と感じられるように構成しました。大開口の腰窓の下には造作家具でベンチを設置し、外のウッドデッキや庭を眺めながら腰掛けられるようにしました。ベンチの内部は収納となっており、リビング廻りの小物や、書籍、書類を格納できるようにしました。ステンレスと黒いモザイクタイルが印象的なキッチンは、天板をフルフラットとし、家族と関わりながら調理を楽しむことができるように設計しました。
敷地は市街化調整区域にあり、北西が幹線道路、北東が小さな道路を挟んで住宅、南が小さな道路を挟んで畑と空地で、三角形の格好をしています。北西の幹線道路からは2~3mほど高い位置にあります。
バリアフリーにも十分に配慮した『二世帯住宅』です。