
キッチンから続く壁一面の収納は、耐力壁を隠しつつ空間の連続性を損なわないようにデザインされています。
ガラス飾り棚にはハーフェレ製の洗練された金物を採用し、すっきりとしたデザインを実現しました。
また、トカゲ飼育用の水槽を収める専用スペースを設け、ペットと共に暮らす楽しさを空間に織り込みました。
テレビ背面の壁はオークの着色突板仕上げ。自然な木目を生かしたシックなデザインが、リビングの落ち着いた雰囲気を一層際立たせています。
色鮮やかなソファはアルフレックスのものを採用。洗練されたデザインと高い品質が、空間の上質感を引き立てています。
美しさと機能性を兼ね備えた、心地よい寛ぎの場です。
都心の落ち着いた住宅地に建つ、二世帯住宅。
大きなパティオを中心に、建物がロの字型に囲むこの住まいは、都市に暮らしながらも、光や風、そして静けさとプライバシーを享受できる設計となっています。
この邸宅の特徴は、工夫された動線計画にあります。
それぞれの世帯が心地よく、ストレスなく過ごせるよう、暮らしやすさを考えた動線を丁寧に計画しました。
さらに、生活感を極力表に出さないため、パントリーから家事室へとつながる裏動線を設けるなど、日常の暮らしを美しく見せる工夫が施されています。
奥さまのご要望である、とある映画の世界観をもとにデザインされた衣裳部屋など、暮らしへのこだわりや夢も随所に盛り込みました。
ラグジュアリーでありながら、実用性と心地よさを両立させた、都市型邸宅のひとつの理想がここにあります。