
ライトグレーの壁と大判タイルが、清潔感と落ち着きを醸し出す廊下。
余計な装飾を排し、シンプルながらも上質な素材使いで空間の統一感を保っています。
また、将来を見据え、階段のそばにはエレベーターを設置。
利便性と快適さを両立した、機能的な動線を実現しています。
都心の落ち着いた住宅地に建つ、二世帯住宅。
大きなパティオを中心に、建物がロの字型に囲むこの住まいは、都市に暮らしながらも、光や風、そして静けさとプライバシーを享受できる設計となっています。
この邸宅の特徴は、工夫された動線計画にあります。
それぞれの世帯が心地よく、ストレスなく過ごせるよう、暮らしやすさを考えた動線を丁寧に計画しました。
さらに、生活感を極力表に出さないため、パントリーから家事室へとつながる裏動線を設けるなど、日常の暮らしを美しく見せる工夫が施されています。
奥さまのご要望である、とある映画の世界観をもとにデザインされた衣裳部屋など、暮らしへのこだわりや夢も随所に盛り込みました。
ラグジュアリーでありながら、実用性と心地よさを両立させた、都市型邸宅のひとつの理想がここにあります。