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ホテルライクなリビングを作るおしゃれなインテリアアイデアと実例紹介

更新日:2023.10.6 作成日:2023.4.24
ホテルライクリビング
今回は、まるでホテルのようにすっきりとした生活感のない、非日常を感じる空間をご紹介します。家の中で一番長く過ごす空間と言えば、リビングではないでしょうか。皆さんは、リビングでどのように過ごしたいですか。リッチで非日常な空間でくつろぐ、ホテルライクなリビングを作ってみませんか。

ホテルライクなリビングとは?

では実際、ホテルライクなリビングとはどんなリビングでしょうか。読んで字のごとく「ホテルのようなリビング」という事なのですが、皆さんのホテルのイメージとはどんなものですか。ホテルらしい照明やインテリアについて見ていくとともに、ホテルのような非日常感を出す工夫などもご紹介しましょう。

ホテルライクなリビングのインテリアの3つの特徴

ここでは具体的に、ホテルライクなリビングにするためのインテリアを3つご紹介したいと思います。それぞれに空間の作り方の特徴がありますので、自分の作りたいイメージに合うかどうか、確認しながら見てみましょう。

高級感ある落ち着いたインテリア

ホテルライクリビングのインテリア
まずはホテルと言うと、やはり高級感が必要です。皆さんも自分が訪れたホテルで、「こういうインテリアが気に入った」というものがあると思います。高級感と言っても、クラッシクホテルの高級感とモダンホテルの高級感ではまったく違うインテリアになってきますので、自分のお気に入りのホテルがあれば写真などを集めておくのもいいですよね。


天井が高い、スペースを広く取った余裕ある空間

大空間のホテルライクリビング
次にホテルらしさというと、その空間の大きさではないでしょうか。自宅にはないその贅沢な空間でリラックスした時間を過ごした、という記憶がある方も多いのではないかと思います。大空間を作るためにはどうするかと言うと、ただ畳数を増やすというのではなく、天井を高くしたりして縦にも空間を広げるとさらに余裕のある空間になるでしょう。


窓の配置や照明でモダンな演出

間接照明のホテルライクリビング
ホテルライクなリビングには、開口部の位置や大きさも重要なポイントです。窓はやはり大きな方が太陽の光が沢山入ってきますので、部屋が明るく、つまり広く見えるという効果があります。また、照明でもホテルらしさを表現できます。間接照明で直接目に光が入らないように計画してみましょう。グッとホテルらしさが出てきますよ。

インテリアをホテルライクでおしゃれに見せる5つのポイント

ホテルライクなリビングに欠かせないのが、ホテルのような洗練されたインテリアです。ここではインテリアをお洒落に見せるポイントをご紹介しますので、今お持ちの家具でその効果が狙えるかどうか確認してみるのもいいですよね。

生活感を出さない工夫

ホテルと言えば、「脱生活感」です。日々の生活ではどうしても部屋の中に現れてしまう、様々なものたち。生活にはもちろん必要なものなのですが、それがあることによって、一気に現実に引き戻されてしまうのも事実です。そこで工夫して欲しいのは収納です。生活感の有るものの存在は、隠す収納を作ることによって解決してしまいましょう。

重心を低く配置する

ホテルライクなリビングの落ち着きは、重心の低さで表現するといいでしょう。例えば背の高い家具は人に圧迫感を与えますので、なるべく背の低いインテリアを選ぶといいですね。圧迫感が減り、部屋が広く見える効果が期待できます。また、ソファなども脚の長いものではなく、短いものを選ぶと人は床に近い場所に座ることになり、部屋を見上げた時に開放感を味わえるでしょう。

ミラーやアート、グリーンを配置して余裕のある空間に

ホテルライクな広さ、落ち着きを表現するために有効なインテリアは、ミラーやアート、植物があります。ミラーは大きいものを壁に配置することで部屋が写り込んでその奥にもまだ部屋が続いているかのように見えますので、実際より部屋を広く感じることが出来ます。また、アートはそこにあるだけで気持ちが豊かになります。落ち着きのある色合いや穏やかな印象のアートは、ホテルライクなくつろぎを演出できるでしょう。観葉植物は自然で複雑な形状がインテリアに奥行きを与え、緑があることでリラックスして落ち着くという効果が期待できます。

左右対称に家具や照明を配置する

皆さんあまり意識されたことはないかもしれませんが、ホテルライクな空間のポイントとして、インテリアの左右対称配置と言うものがあります。ホテルの部屋を思い出して頂くと、そういえばと、記憶がよみがえってくるのではないでしょうか。人は左右対称に揃っている物を見ると、気分が落ち着く効果があると言われていますので、ホテルライクリビングづくりには欠かせないインテリア配置計画と言えそうです。

間接照明で空間に落ち着きを

ホテルライクなリビングに欠かせないのは、やはり照明でしょう。照明を制する者は空間を制すると言っても過言ではありません。ホテルの部屋に一歩入った時のあの、落ち着いた柔らかな雰囲気。あれは、照明の色が落ち着いた暗めのオレンジ色であることと、直接目に入ってくるような位置に配置されていないという事がポイントになっています。

ホテルライクな空間を作る色の選び方

ホテルライクな空間を作るには、カラーコーディネートも大変重要なポイントです。どのアイテムをどの色にするのか、全体的な色も含めて見てみましょう。

【グレー】上品でスタイリッシュな空間に

ホテルライクな大空間リビングと吹き抜け
グレーをメインカラーにすると、上品かつスタイリッシュなイメージを演出できます。こちらの事例は、大開口と吹抜けを持つ大空間のLDK。壁の白と、窓枠や階段部材が黒で、建築そのものとしてはモノトーン仕上げですが、そこに、ソファとセンターラグ、センターテーブルと、全てグレーでコーディネートすることで、全体の雰囲気を柔らかく上品に仕上げています。また使われているグレーも、少しずつ色味が違うので空間が締まって見えます。


【ホワイト】清潔感と非日常感のある印象に

光と緑と空を愉しむホテルライクなLDK
ホワイトをメインカラーにすると、清潔感と明るい非日常感のある空間に仕上がります。壁、天井、床、さらには、空間上部を渡る梁までも、全て白で作られた眩しいほどの明るさを感じる空間です。吹抜け上部にフィックス窓が設置されていて、壁の量は多いのですが、窓からの光が白い壁や床に反射して空間自体を明るくしています。メインカラーは白ですが、クッションなどで差し色をしているのがアクセントになっています。


【ブラウン・ベージュ】癒しとくつろぎの空間

上質感あふれるホテルライクなリビング
ブラウンやベージュをメインカラーにすると、暖かく癒しを感じる空間を演出することが可能です。床から天井までの大開口から差し込む自然光が、ソファのベージュを暖かく照らします。ミルクティのような色のソファは、その質感までもが写真から伝わってきますね。また、天井に張られた木はそのままテラス上部の天井まで続いているので、リビングとテラスの、空間としての一体感が増します。


【ブラック】ラグジュアリーな雰囲気を演出

陰影のあるホテルライクなLDK
ブラックをメインカラーにすると、非日常を感じるラグジュアリーな雰囲気を演出することが出来ます。LDKの天井高3.3m、広さ40畳という、ゴージャスな大空間が広がるこちらの事例。ブラックをメインカラーにすることで、その豪華さをさらにアップグレードさせる演出となっています。また、床面や壁面にタイルを使用すると、ラグジュアリーな雰囲気を高める効果がありますね。

リビングにホテルライクを取り入れる際の注意点

ではリビングにホテルライクな演出を取り入れる際に、デザイン以外で注意するべきことについて見てみましょう。

自分の心地よさを大切に

ホテルライクなデザインにすることで、空間をカッコよくスタイリッシュにすることは可能ですが、自分たちが生活するうえでの心地よさを忘れてはいけません。いくらカッコよくても、実際に生活するうえで生活しづらいと困りますので、普段の生活スタイルや、動線をよく考えて、家族みんながくつろげるプランニングとデザインをしましょう。

掃除を心がける

せっかくホテルライクなデザインにしたとしても、掃除が行き届いていない空間ではゆったりとくつろぐことはできません。ホテルの部屋を思い浮かべると分かると思いますが、キレイに掃除された部屋にこそ、ホテルらしさを感じるのではないでしょうか。普段から掃除を心掛けることで、いつでもホテルライクなデザインに合った、きれいな空間で過ごすことが出来ます。

コストが嵩んでしまうことも

ホテルライクなデザインということは、普通の住宅よりも、少し贅沢なイメージがありますよね。使う建築材料もそうですし、家具や照明も、ホテルライクなデザインということになると、ハイブランドの物が多くなります。ご自身の予算に合わせてどこまでこだわるのかを決めておかないと、「思ったより費用が掛かってしまった」と、後で後悔する可能性もあります。

リビングにつながる、ホテルライクなキッチン・玄関・中庭

キッチン・玄関・中庭などの空間も洗練された場所であれば、より理想のホテルライクなリビングを実現できるのではないでしょうか。ここからは、ビングにつながる空間のホテルライクなアイデアをご紹介します。

LDKをホテルライクにするキッチンのアイデア

ホテルライクリビングのキッチン
実は生活感が一番出やすいLDKを、いかにホテルライクに仕上げるかというのはなかなか難しいものです。そこで一つのアイデアとしてアイランドキッチンがあります。アイランドキッチンにすることで、余計なものを出さないという意識が働きます。そして背面にはたっぷりと壁面収納が床から天井までありますので、隠す収納力は抜群です。生活感をなくしたホテルライクなリビングダイニングキッチンという、一体感のある空間作りが実現できますね。


ホテルライクリビングなキッチン
こちらも、ホテルライクなリビングダイニングキッチン。大きな窓からの光が白い床と壁に反射してより明るく広さを感じる空間になっています。この生活感のないすっきりとした空間にオブジェのようにたたずむダイニングテーブル。これは施工会社がデザインして特注したものということで、空間にピッタリマッチしていますね。


ホテルライクな玄関で、扉を開けた瞬間に別世界へ

ホテルライクリビングな玄関
扉を開けると、目に飛び込んでくる美しい中庭。玄関からホテルライクな仕掛けがあると、自然とリビングへの期待値が高まります。ホテルライクな玄関から、ホテルライクなリビングへ統一感のあるイメージで仕上げることが大事ですね。夜には照明が照らされて、またグッと大人のホテルライクな雰囲気を演出してくれることでしょう。


ホテルライクリビングな玄関
扉を開けると、奥まで広がる玄関ホールと、その先には中庭の緑も見えます。まず入り口から、その家全体のイメージをさせるということが重要なポイントですね。大理石のような輝く床材と、なんの家具も置かれていない大空間の玄関ホールは、この家がホテルライクであることをリビングに着く前に皆さんに知らしめているかのようですね。


ホテルライクな中庭やテラスで休日の午後を楽しむ

ホテルライクリビングな中庭
ホテルライクなリビングから続く中庭も、やはりホテルライクな作りであってほしいですよね。こちらは中庭に水盤を配した、まさしくホテルライクなスペース。こんな空間があれば、慌ただしく過ぎる日常生活の中、フッとテラスへ足を踏み入れれば、一気にリラックスできるのではないでしょうか。太陽の光と、目に優しい緑や水の音を感じて五感でリラックス空間を味わいましょう。


ホテルライクリビングなテラス
ホテルライクなリビングを作ったならば、思い切り非日常を感じたいと思いませんか。そして非日常を自宅で味わう週末を計画してみてはどうでしょうか。その計画とは、つまりこんなデッキで過ごす週末です。せっかくですから、料理などせずに、豪華なデリバリーサービスを利用してホテルのルームサービス気分を味わうのもいいかもしれませんね。

ホテルライクなリビングの実例集

ここからは、実際にホテルライクなリビングを作った事例を見てみましょう。どういう演出、色使いがあるのか等、是非参考にしてください。

和モダンな落ち着きのあるホテルライクなリビング

和モダンでホテルライクなリビング
大きな吹き抜けとテラスを持つ、ホテルライクなリビング空間。ゆったりとしたソファや、その上に掛けられたマット、ダイニングテーブルの上の照明など、小物も含めて生活感が見えない、大人のホテルライクなデザインです。周囲が住宅密集地ということで、リビングは2階に配置し、大きなテラスを設けることで、テラス側から室内に光を取り込んでいます。さらに、テラスには目隠し壁があるので、外部からの視線は気になりません。


ホテルライクなリビングのモダンなインテリア

モダンなインテリアのホテルライクなリビング
2層分の大きな抜き抜けを持つ、ホテルライクなリビングです。真っ白な空間にモノトーンの家具が配置されていますが、ソファだけは緑色をセレクト。観葉植物の緑や庭の芝生の色ともマッチして、モダンな中にも暖かみを感じる雰囲気を演出しています。吹き抜けの大開口からの光が、リビング内の白い壁に反射してリビング全体を明るく照らしています。


アジアンリゾートのようなホテルライクなLDK

リゾート風のホテルライクなLDK
30畳もある大きなLDKは、天井が高いことで実際よりも広く感じられます。ただ、ブラウンやベージュをメインカラーとしているので、やみくもに広い空間とならずに、趣がある仕上げとなっています。また、天井のダウンライトや壁面に仕込まれた間接照明など、照明デザインにも気を使うことで、さらに落ち着いた雰囲気になりますね。


ホテルライクで上品な雰囲気あふれるリビング

ホテルライクで上品なリビング
26畳もの広さのある、明るい大空間のLDK。通常、リビング上部に吹抜けがあるのが一般的ですが、こちらの事例ではダイニングスペース上部に吹抜けがあります。このデザインのおかげで、開放感のあるダイニングスペースに比べて、リビングではより落ち着きを感じることができます。太陽の光は南面から取り入れますが、高い位置に開口部があるため、外部を気にせずにくつろげる空間です。


まとめ

今回は、ホテルライクなリビングの作り方をご紹介しました。まるでホテルのような生活感のない空間を作るポイントが、ご理解いただけたのではないかと思います。あなたもホテルライクなリビングを作る際には、照明の色や配置、部屋を広く見せる工夫、すっきりシンプルに生活するにはどうするか、など色々なアイデアを試してみてくださいね。

重量木骨の家のウェブサイトでは、洗練されたホテルライクなリビングの施工実例をご紹介しています。

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