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デザイン・性能・保証に優れた重量木骨の家とは?

電気代がグッと下がる!断熱とエアコン効率アップの裏ワザ

更新日:2025.7.17 作成日:2025.7.17
エアコン
「エアコンって、どう使えば電気代は安くなるの?」この時期になるとよく出る話題ですが、特に戸建て住宅だと、部屋数も多く冷房効率がさらに気になるところ。最近は「つけっぱなしのほうが経済的」といった情報もSNSで見かけますが、実際のところどうなのでしょうか? 今回は、エアコンの電気代をテーマに、快適さと光熱費のバランスはどう取るべきかを詳しく解説します。

戸建てで夏を快適に過ごすには?エアコンの悩みと対策


明るく広々としたリビングのエアコン
戸建て住宅では、「2階が暑い」「部屋によって涼しさが違う」といった夏の悩みがよくあります。吹き抜けやリビング階段があると、冷気が下にたまりやすく、上階が冷えにくくなることも。また、各部屋でエアコンを使うことを考えると、光熱費への不安も大きくなります。こうした悩みを解消するカギは、断熱性の高い家づくりと、空気がしっかり循環する構造です。家全体の温度を一定に保てれば、つけっぱなしのエアコン台数も減らせて、光熱費の節約にもなります。効率よく冷やす工夫が、戸建ての夏を快適にする決め手です。


電気代を節約するベストなエアコン使い方とは?


吹き抜けのあるリビングのエアコン
エアコンの電気代を賢く節約するには、家の滞在時間に応じた使い分けもポイントです。長時間滞在する場合や、ちょっとした外出であれば、エアコンはつけっぱなしの方が効率的。室温が大きく変わると、再起動時に余計な電力を消費するためです。30分〜1時間程度の外出なら、連続運転のほうが無駄が少なくすみます。一方、長時間家を空ける場合は、エアコンは切って外出する方が節約になります。誰もいない部屋を冷やし続けるのは、やはりもったいないですよね。また、冷房は26℃前後の設定が、快適さと省エネのバランスがとれた目安です。外出時間や生活スタイルに合わせて上手に使い分けることが、電気代を抑える一番のコツです。


電気代を抑えるカギは断熱性?エアコン効率を上げる工夫


奥行き感のあるリビングのエアコン
エアコンの電気代を抑えたいなら、まず注目したいのは家の断熱性能です。高気密・高断熱の住宅であれば、少ないエネルギーで冷暖房が効くため、エアコンの負担が減り、電気代の節約につながります。断熱性を高めるには、壁や天井の断熱材に加え、窓の性能がとても重要です。実は、夏の室内への熱の侵入は、約70%が窓からと言われています。そのため、Low-E複層ガラスの採用や、遮熱カーテン・断熱ブラインドの活用が有効です。

また、断熱性能が高ければエアコンの設定温度も無理なく調整でき、快適性と省エネを両立できます。加えて、室外機の設置場所も注意したいポイント。直射日光が当たると冷却効率が下がるため、日よけや通気スペースを確保するだけでも効果があります。つまり、エアコンの電気代を抑えるカギは、設備だけでなく「家そのもの」の性能を見直すことにあるのです。


実は深い?断熱と電気代の意外な関係


スキップフロアで大空間LDKのエアコン
家の断熱性が高まると、外の熱気をしっかり遮断でき、室内の温度が上がりにくくなります。その結果、エアコンの稼働時間が短くなったり、設定温度を必要以上に下げずに済むようになります。つまり、断熱性を高めることは、夏の節電対策としても非常に効果的なのです。また、温度ムラが少なくなることで家全体が快適になり、「エアコンが効かない」といったストレスも軽減されます。体感温度の差が出にくいため、家族みんなが心地よく過ごせるのも大きなメリットです。


SE構法ならどれだけ省エネ?根拠ある設計の秘密


柱の無い大空間LDKのエアコン
SE構法の家は、構造の強さだけでなく、省エネ性能にも優れているのが特長です。SE構法では、家を建てる前の段階で「断熱・設備仕様」のご相談とあわせて省エネ計算を実施。これは、各家庭の条件に応じて、冷暖房や給湯、照明などで消費するエネルギー量を数値化し、無駄のない家づくりを目指す仕組みです。つまり、「感覚」ではなく「データ」に基づいて断熱や設備を最適化できるので、光熱費を抑えながら快適さを維持する設計が可能になるのです。


エアコン代も節約!SE構法の家がコスパ最強な理由


遊び心溢れる邸宅のエアコン
SE構法の家は、電気代の節約という点でも非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。省エネ計算により、住まいのエネルギー消費を事前にシミュレーションできるため、エアコンを効率的に使える間取りや断熱仕様が実現。さらに、冷暖房効率を左右する窓や換気設備なども含めて最適化できるので、家中どこでも快適な温度を保ちやすくなります。結果として、エアコンを無理に使わなくても済み、つけっぱなし運転の光熱費も大きく抑えられることにつながります。


まとめ

「エアコンをつけっぱなしにすれば電気代が安くなる」かどうかは、家の性能にも大きく左右されます。断熱性や気密性が高ければ、つけっぱなしでも電気代は抑えられますが、そうでない場合はかえって高くつくことも。これから家を建てる方にとっては、エアコンの使い方以上に家の性能が重要なポイントです。高性能な構造を選べば、夏も冬も快適&省エネになり毎月の電気代も抑えられて、結果的に暮らし全体が豊かになります。エアコンをどう使うか迷っている方は、家の基本性能を見直してみてはいかがでしょうか。

エアコン代を抑えられる高断熱の住まい 施工例

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