2階の一番西側には4帖の室内干し専用ルームをご主人の強い希望により設けています。南、西面に中窓を多く取り、屋根にはトップライトを設けました。アイアンで制作した専用の物干しバーも設置され、一日三回の選択にも十分対応できるように。原則、除湿機の稼働を見込んでいます。洗濯物を干し、たたみ、ストックする。お子さまが自分で片付けをできるようにという願いも動線計画に盛り込まれています。
金華山七曲り登山道の入り口近くにあり登山客の注目を集めるA様邸。お近くのマンションに住んでみえましたが、ロケーションが気に入るこの地に30坪を切る狭小変形地をご購入され家づくりをスタートされました。狭小で高低差のある敷地。しかも建物の幅を確保することも難しいので細長くなり、通常であれば地震に対して弱い建物になってしまいます。そうした悪条件のなか、耐震構法SE構法と基礎断熱&蓄熱を採用したこだわりのマイホームが完成。可能な限り間仕切り壁を設けず開放的に。其々の空間もあえて用途を限定せず色々な使い方が出来るよう「兼ねる空間づくり」を盛り込んでいます。お施主様のイメージした森の中に居るような木漏れ日が射す木の家。とっても素敵です。