玄関戸を開け中に入ると10帖ほどの土間空間。大工造作された収納棚が配されご主人の趣味部屋を兼ねたフリースペース。この場を抜けて玄関の小上がりとなっています。土間は基礎蓄熱により冬でもじんわりと温もりを感じる設えになっています。
金華山七曲り登山道の入り口近くにあり登山客の注目を集めるA様邸。お近くのマンションに住んでみえましたが、ロケーションが気に入るこの地に30坪を切る狭小変形地をご購入され家づくりをスタートされました。狭小で高低差のある敷地。しかも建物の幅を確保することも難しいので細長くなり、通常であれば地震に対して弱い建物になってしまいます。そうした悪条件のなか、耐震構法SE構法と基礎断熱&蓄熱を採用したこだわりのマイホームが完成。可能な限り間仕切り壁を設けず開放的に。其々の空間もあえて用途を限定せず色々な使い方が出来るよう「兼ねる空間づくり」を盛り込んでいます。お施主様のイメージした森の中に居るような木漏れ日が射す木の家。とっても素敵です。