外壁は縦スリットの細かい和風テイストに見える黒色のガルバリウムを採用。全面ガルバでは冷たく無機質になるため玄関周りに天然木を縦張り。2階南の開口部には大きな木製の縦格子を設けています。屋根の勾配は矩勾配で45度。山小屋のイメージと屋根裏空間の有効利用を考え設定しました。
金華山七曲り登山道の入り口近くにあり登山客の注目を集めるA様邸。お近くのマンションに住んでみえましたが、ロケーションが気に入るこの地に30坪を切る狭小変形地をご購入され家づくりをスタートされました。狭小で高低差のある敷地。しかも建物の幅を確保することも難しいので細長くなり、通常であれば地震に対して弱い建物になってしまいます。そうした悪条件のなか、耐震構法SE構法と基礎断熱&蓄熱を採用したこだわりのマイホームが完成。可能な限り間仕切り壁を設けず開放的に。其々の空間もあえて用途を限定せず色々な使い方が出来るよう「兼ねる空間づくり」を盛り込んでいます。お施主様のイメージした森の中に居るような木漏れ日が射す木の家。とっても素敵です。