ガルバリウム鋼板の外壁、木塀、植栽のコントラストが豊かな街並みに寄与する外観。約2m下がっている北側隣地へ配慮し、建物全体のボリュームを控えめにしている。南面は外からの視線を遮りつつ、室内からは緑を眺めることができる。
3年の月日をかけて巡り合った分譲地の土地を購入。東西に長く南側道路に面した敷地でのプランは、視線を気にせず快適に暮らせるよう工夫。道路境界に立てた木塀や植栽、室内には木製ブラインドを設えることで、四季や環境に応じて自在に日射や視線をコントールすることができる。
間取りは来客用の和室を1階のLDKに隣接して設え、障子を開け放てばLDKの一部となって生活の場に取り込めるようプランしている。また、キッチンからは室内干しもできる広い洗濯脱衣室や浴室に一直線でつながり、家事ストレスを軽減した住まいとなっている。