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デザイン・性能・保証に優れた重量木骨の家とは?

ハイサイドライトのある家に住もう。窓の光で、空間がこんなに明るくなる!

更新日:2024.4.24 作成日:2024.4.24
ハイサイドライト
家の窓には、外の景色を楽しむことだけではなく、太陽の光を取り入れて、室内の明るさや開放感を生み出す役割もあります。ハイサイドライトを取り入れると、プライバシーを確保しながら室内を明るくすることができます。今回は、このハイサイドライトについて詳しく見ていきましょう。


ハイサイドライト(高窓)とは?


大開口とハイサイドライトのあるリビング
ハイサイドライトとは、壁の上部に設けた小窓のことで、一般的な窓よりも高い位置にあります。頭上から自然光を取り込める点が特徴で、プライバシーを保護しながら、室内を明るくすることができます。太陽光の入る壁の高い位置であれば、設置箇所に特に制限がないということや、大きさやデザインの自由度が高いところが、天井に設置されるトップライトとは異なる点だと言えるでしょう。


ハイサイドライト(高窓)のメリット

ハイサイドライトには、様々なメリットがあります。これらのメリットに魅力を感じるのであれば、ハイサイドライトを取り入れることを考えてみてください。

プライバシーを守りつつ明るい空間が作れる

おしゃれなハイサイドライトのリビング
ハイサイドライトは目線より高い位置にあるため、外から室内が見えにくく、プライバシーを守ることができます。一方で、天井付近に設置することで、開口部を大きくせずとも太陽光を室内に取り入れることができます。また、居住空間に合わせて自由にデザインできますので、それぞれの空間でプライバシーと明るさを両立した快適な住環境を実現できます。


壁面を幅広く活用できる

ハイサイドライトのある書斎
ハイサイドライトは窓が高い位置にあり、窓の大きさを抑えられるため、その分、壁の面積が大きくなります。壁を利用して、より自由にインテリアをデザインすることができます。例えば、本棚や収納棚を設置するスペースが確保しやすくなり、居住空間を効率的に使えます。窓を含めた、デザイン性の高い意匠設計が可能となり、おしゃれな空間が実現しやすくなるでしょう。


換気の効率が上がり室内が快適になる

両側にハイサイドライトのあるリビング
ハイサイドライトは高い位置にあるため、対面に位置する壁面の下部に窓を設置すれば、室内の上部と下部で空気の対流が生まれやすくなります。この対流により、室内の空気の入れ替わりが促され、結露の防止や通気性の改善につながります。換気効率が上がることで、室内の空気環境が快適になり、健康的な住まいづくりにもつながります。


ハイサイドライト(高窓)のデメリット


ハイサイドライトのある寝室
ハイサイドライトのデメリットには、どんなものがあるのでしょうか。デメリットを予め知っておくことで、注意して設置することができますね。



掃除が大変になることもある

ハイサイドライトは高い位置に設置されるため、掃除の際には高所での作業が必要となります。危険ですので、清掃業者などの外部サービスに頼るのがおすすめです。外部の汚れは雨で流れることもあり、高い位置では汚れも目立たないので、そこまで頻繁な掃除は必要ないと考えることもできます。また、内部に関しても、ほこりなどは下にたまるので、高い位置にあるハイサイドライトの掃除について、そこまで神経質になる必要はないでしょう。


位置によっては隣から見えてしまうこともある

ハイサイドライトは、隣家の窓よりも高い位置に窓があるため、プライバシーの確保が可能になります。けれども、設置場所や隣家の高さ次第では、室内が見えてしまう可能性もあります。例えば、1階にハイサイドライトを設置すると、場合によっては、隣家の2階から見えてしまうこともあるでしょう。周辺環境を十分に検討し、必要であれば、型ガラスやフィルムを貼るなどの追加の対策をするといいでしょう。


ハイサイドライト(高窓)のおすすめの設置場所

ハイサイドライトは、設置場所によってさまざまなメリットがあります。ここでは、ハイサイドライトを取り入れるのにおすすめの場所についてみてみましょう。

リビングは大開口と組み合わせて

3面にハイサイドライトのある大開口リビング
リビングにハイサイドライトを設置する場合、こちらの事例のように、大きな開口部と組み合わせると効果的です。リビングに設置した大開口は、全開放できるタイプのため、テラスとの一体感を味わうことができます。その大開口の上部の3方向に、ハイサイドライトを設置することで、まるで屋外にいるかのような開放感が生まれています。


洗面室の採光にも使える

ハイサイドライトのある洗面室
洗面室は、プライバシーが求められる空間です。そこにハイサイドライトを設置することで、適度な明るさを確保しつつ、外から室内が見えにくい空間を作れます。こちらの事例でも、2方向にハイサイドライトがあり、自然な明るさのある洗面室が実現しています。こまごまとしたものが増えがちな洗面室ですが、壁面が有効に使えると、将来的に収納棚も置きやすくなるでしょう。


階段や廊下に開放感を演出

ハイサイドライトのある開放的な廊下
階段や廊下にハイサイドライトがあると、上階から光が差し込み、開放的な雰囲気が生まれます。こちらの事例では、吹き抜けを見下ろせる通路の上部にハイサイドライトを設置しています。通路自体がオープンな渡り廊下となっており、ハイサイドライトから取り入れた太陽の光は、通路を通過して階下のリビングまで届きます。


まとめ

ハイサイドライトは、明るさとプライバシーを両立させるだけでなく、壁面の有効活用や換気効率の向上など、さまざまなメリットがありました。一方で、掃除の大変さや、周囲の視線への配慮が必要な場合があるなどの、注意点もありましたね。設置場所を工夫することで、快適で開放的な住空間を実現できるでしょう。

ハイサイドライト 施工例

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