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木の質感豊かなパッシブデザインの家

木のもつ風合いをそのままに仕上げたダイニングキッチン
家族の顔を見て生活の出来るリビングと、吹抜け上の子供の遊び部屋
生活の問題を解決して、楽に暮すために必要な家事動線
建具を引き込みリビングの延長として使える和室。心地のいい昼寝には最適の空間。
2階は全て子ども達の遊び場。ぐるっと一周走り廻れる吹抜けが子どもには面白い。
タイル仕上げの洗面・トイレ
洗面とは別に設けた脱衣室。壁面収納で利便性を高めました。
どうしてもほしかったTRUCKのチェストを、使い勝手のいい位置にレイアウト
車2台のビルトインガレージと、夏の暑さを解消する深い軒を連ねた外観
「ダブル断熱+床下エアコン1台」で冬の寒さも解消

木のもつ風合いをそのままに仕上げたダイニングキッチン

リビングに入った目の前には無垢の板を張り合わせました。 床には無垢のオーク材、天井と壁には珪藻土で仕上げています。 職場のモデルハウスで日頃から珪藻土や無垢板には触れていますが、いざ生活してみると家族が素足や薄着で過ごすことの多い住まいにこそ、自然素材の安心感とその必要性を感じました。 キッチン横の北窓からは風が入り、冷倉庫奥にはパントリーも設置。

家族の顔を見て生活の出来るリビングと、吹抜け上の子供の遊び部屋

家事をしながら子供と顔を合せられるLDK。 ソファーでTVを見る子供と会話が出来るようキッチンからもTVが見える配置に。これにはLDKに6.3×6.3mの空間が必要でした。SE構法だからこそ実現できた家族の顔の見えるレイアウトです。 吹抜けを挟んだ2階には子供の遊び場を配置。生活空間におもちゃが散らからずに子供が自由に遊べる部屋は、家族がストレスを感じずに生活するための手段でした。吹抜けを通してキッチンから顔が見える事もお互いにとって安心。 急な来客も片付けの必要がなく便利です。

生活の問題を解決して、楽に暮すために必要な家事動線

間取りを計画する上で家事を楽にする動線計画は不可欠でした。 水廻りはキッチンの裏手に集約し、物干し場と直結する寝室を1階のリビング近くに設置。キッチン〜水廻り〜物干場が近いため朝の準備が単動線で済むので便利です。 家事の中でも「洗濯物を仕舞う」ことが最も時間をとれないのですが、寝室内にタンスやクローゼットを配置して取込んだ後にすぐに仕舞えるので「物が片付かない」問題も解決しています。

建具を引き込みリビングの延長として使える和室。心地のいい昼寝には最適の空間。

来客、泊まり客のために造った4.5帖の和室。 玄関から直接出入りでき、リビングとは3枚の建具を引き込んでつながります。 畳にゴロンと横になってTVを見たり、大勢の来客時には和室まで机を連ねたりと、リビングの延長としても利用可能。 地窓からは北からの心地いい風が入り、畳上での昼寝には最適な場所です。 オープンにした物入の足元は、4.5帖の空間に広がりを感じます。

2階は全て子ども達の遊び場。ぐるっと一周走り廻れる吹抜けが子どもには面白い。

キッチンから見える2階の遊び場は、通常の2階の床レベルよりも階段2段分低くし、1階との距離を近く設定。 大きな窓の前には布団干しと窓掃除のための通路を設けたのですが、ここを通ってぐるっと一周して走り廻れることが子供には面白いようです。 奥の2段上がった部屋は将来間仕切って子供部屋に。 今は壁がなく広い空間をいっぱい使って、ボール遊びや飛行機飛ばしと楽しんでいます。

タイル仕上げの洗面・トイレ

リビング横に集約した水廻り。 洗面台にはホワイトのボーダータイルに白目地を。 トイレの水がかりのする壁にもボーダータイルに、こちらはモルタル目地を。 トイレの床にはグレーの六角形のタイルを。 裏手となってしまう水廻りにも雰囲気のある仕上げをしました。

洗面とは別に設けた脱衣室。壁面収納で利便性を高めました。

洗面室の隣に設けた脱衣室。 洗面台は来客者も使いやすく脱衣室とは別に設けました。 きれいに暮らせるためにこんな工夫も。 左下/ケースに合わせて造作した棚にはタオルや衣類を収納。 左上/窓の前にはバス椅子やシャンプーを浴室に置いたままにしないための棚板を設置。 右上/壁の厚みを利用した洗剤や掃除用具の収納には、珪藻土と同色の扉ですっきりと。 左下/脱ぎっぱなしにしたいための衣類の置き場を設置。 物の置く場所を決めると収納はしやすくなります。 散らかりやすい物、散らかってほしくない物の置く場所を決めました。

どうしてもほしかったTRUCKのチェストを、使い勝手のいい位置にレイアウト

ほしかった家具の使いやすい位置を考え、全体の間取りを計画をしました。 隣の造り付け家電収納は、色とサイズを合わせて造作してもらったもの。 壁に張った板は、外壁のレッドシダーの端材を削って張り合わせたもの。 クリアー仕上げの色合いが、家具とマッチしました。 全体に節のある板材ですが、飽きのこない風合いを楽しむ事ができます。

車2台のビルトインガレージと、夏の暑さを解消する深い軒を連ねた外観

道路面には車2台がゆったり入るビルトインガレージ。 夏の暑さ対策のために、南面には日差しを遮る深い軒を連ねた外観としました。 軒は梅雨時期でも窓を空けて生活をしたい私たちには必須条件でした。 外壁には雨に強いレッドシダーにグレー色の塗装を施しました。 数年後に経年変化によって現れる色のムラが楽しみです。

「ダブル断熱+床下エアコン1台」で冬の寒さも解消

洗面化粧台の下には、冬のための「床下エアコン」を設置しています。 一般的な壁掛けエアコンですが、基礎断熱をした床下空間に吹き出して床下全体を暖め、フロアーを伝って足元から居住空間に暖かさが広がる暖房方法です。 暖かい空気は上昇する性質を持っているため冬は足元が冷えやすいのが困りごとですが、まず足元から暖められるのがメリット。しかも上昇するおかげで、吹抜けを伝って2階まで暖かさが伝わっていくので、2階には暖房器具が不要なのです。 床下エアコン1台で家中暖かく出来る秘密は「ダブル断熱」の断熱性能。 「吹抜けは寒くない?」とよく質問をお受けしますが、高気密高断熱の「ダブル断熱」は室内の暖かい空気を外へ逃がさず、外の冷気の影響を受けにくく、家中暖かい空気を保ってくれるので吹抜けがあっても寒くないのです。むしろエアコン1台で過ごすためには、吹抜けの計画をお勧めします。

木の質感豊かなパッシブデザインの家

楠亀スタッフが「SE構法×ダブル断熱」の家を建てました。
外張り断熱と充填断熱を組合わせた「ダブル断熱」は、夏の猛暑日でも2階に取付けた壁掛けエアコン1台だけで快適に過ごせる断熱性能。
実際に7、8月とエアコンを連続運転しましたが、光熱費も予想を超えて嬉しい結果が出ています。
SE構法で家の中心に吹抜けを設けたこともメリットとなり、ワンルームのような広い空間も「ダブル断熱」で、暑さ・寒さを気にする事なく1年を通して快適さを得ることができた家です。

場所
滋賀県犬上郡豊郷町
延べ床面積
185.07m²
敷地面積
317.79m²
形態
一般住宅
竣工日
2016年05月

施工工務店データ

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