「のんびり寛ぐにはたたみが一番。冬には炬燵も楽しみたい。」というご要望から生まれた『たたみリビング』。たたみ部分は床から250㎜高い小上がりとなっており、ちょっとした腰掛けの代わりにもなります。この250㎜の高さを収納に有効活用したいとのご要望から、幅600㎜×奥行600㎜×有効高145㎜の引き出し収納を4カ所設けました。
設計する人と直接話しながら家づくりを進めていきたい。そんな想いから、建築士と距離が近い弊社を選んだK様。理想の住まいのイメージはご夫婦で其々異なり、ご主人は「四季を感じられる平屋」。奥様は「お洒落で落ち着いた家」が希望でした。「主人の意見を反映すると和の住宅になるけれど、昔ながらの感じではなく、今っぽいテイストがいいと思いました。共働きで朝の支度が重なるためトイレが2つは絶対条件でした」と奥様談。一体感のある住まいをテーマに、家自体は小さくても空間は大きくしたかったというご主人。一続きに広がるキッチンとたたみリビングに、寝室、書斎、ランドリースペース、大容量の収納とウォークインクローゼットなどを備えた延床面積33坪、平屋のような2階建てが完成。窓を開け放っても、外からの視線が気にならず、東西南北に四季折々の風が抜けるなど、自然の心地よさも特徴的な木の住まいで、これから何十年と快適な日々を過ごされることでしょう。