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デザイン・性能・保証に優れた重量木骨の家とは?

玄関ポーチの大事な役割とは?意外に知らないこだわりポイントもご紹介!

更新日:2023.11.2 作成日:2023.11.2
玄関ポーチ
今回は、玄関ポーチについて考えてみましょう。玄関までは家の一部として考えるけど、その先はあまり考えたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。おしゃれな玄関ポーチを作るために、こだわりのポイントなども含めてじっくり見てみましょう。


玄関ポーチとは?


広い屋根の玄関ポーチ
玄関ポーチとは、玄関扉の外にある空間です。大体の住宅には庇が付きますが、庇が小さい場合は玄関扉の上部の外壁についていることが一般的です。柱を立てれば、大きな庇や屋根を作ることも可能です。大きな庇や屋根を設けることが出来れば、外部空間と内部空間の緩衝地帯のような、便利な使い方もできます。外部から内部までをトータルにコーディネートすれば、一体感のあるデザインに仕上がりますので、玄関ポーチはデザイン面でも重要なポイントです。


玄関ポーチの特徴


素材感のバランスが美しい玄関ポーチ
次に、玄関ポーチの特徴を見てみましょう。玄関ポーチがあることで、私たちの暮らしの中で、こんな部分に役に立っているんですよ。



天気の悪い日も出入りがスムーズに

玄関ポーチには庇が付いていることが多いのですが、この庇は大きい方が使い勝手が良いでしょう。例えば、天気の悪い日には、この庇の下で傘を閉じたり開いたりできるので、出入りがスムーズになります。さらに、雨だけでなく風が強い日には、大きな庇がある事で雨が家の中まで入り込むことを防いでくれます。雨に濡れない部分が広ければ、ベビーカーや自転車を一時的に置いておくことも可能ですね。


玄関の設備を日差しから守る

玄関ポーチのもうひとつの特徴としては、玄関の設備を日差しから守るということです。玄関ポーチは外部空間なので、玄関扉や、郵便受けなどは、常に外気に晒されています。太陽光による紫外線は非常に強く、何の対策もしないと日焼けで色あせてしまったり、素材そのものの劣化のスピードも速くなります。そういった事を防ぐためにも、玄関ポーチには庇が付いていることが多いのですね。


玄関ポーチとアプローチの違い


幻想的な照明の玄関ポーチ
家づくりにおいては、玄関ポーチというキーワードと同様に、玄関アプローチという言葉もよく聞かれます。では、それぞれの違いについて見てみましょう。玄関アプローチは、敷地に入って家にたどり着くための通路部分といえます。家の一部という訳ではなく、外構の一部になります。次に玄関ポーチはというと、家の玄関がある外壁と接している、屋根を持つ空間になります。玄関ポーチは建築物として扱われ、建築面積に含まれます。


おしゃれな玄関ポーチを作るためのポイント

玄関ポーチは、家に入る直前に足を踏み入れる場所です。その家がどんな家なのかを表す空間でもありますので、デザインにもこだわって作りたいですね。

玄関ポーチの広さ

ガラス窓のある玄関ポーチ
おしゃれで使いやすい玄関ポーチを作るためには、どの程度の広さが、どのような用途に対応しているのかを知る必要があります。一般的には、玄関ポーチに必要な広さは1畳程度と言われています。これは、人が一人立って、傘の開閉をするのに雨に濡れない程度の広さと言えるでしょう。さらにおしゃれな玄関ポーチにするためには、こだわりの観葉植物やオブジェなども飾りたくなることを考えると、プラスアルファの広さは欲しいですね。


庇(ひさし)や屋根

豪華な門構えの玄関ポーチ
玄関ポーチで、これがあるのとないのでは使い勝手に大きな違いが出るといっても過言ではないのが、庇や屋根でしょう。空間をいくら素敵にデザインしても、屋根や庇がなければ、雨ざらしになり、快適に家への出入りが出来ません。また夏の日差しに晒されることになれば、せっかくこだわって飾ったエクステリアもすぐに傷んでしまいます。庇や屋根の大きさにも注意が必要ですね。


床材は滑りにくいものを

洗練された印象の玄関ポーチ
次に、玄関ポーチの床材について見てみましょう。玄関ポーチは雨に濡れる可能性が高いので、滑りにくい素材で仕上げるのが良いでしょう。一般的には、屋外用のタイルが仕上げ材として採用されることが多いですが、それは、表面にざらつきがあり、滑りにくいという特徴があるからです。また、普段のメンテナンスのことを考えることも必要ですので、防汚コーティングが施されているものなどを選ぶといいでしょう。


照明で安全性を高める

照明が温かい印象の玄関ポーチ
玄関ポーチは外部空間であり、玄関扉の目の前の空間です。夜間には明るくおしゃれな雰囲気になるように、演色性の高い照明をつけるといいでしょう。玄関前で鍵を出したりする際にも、照明があると便利なので照明の位置にも注意しましょう。また、防犯の面からも、夜間には照明が自動で点灯するようにタイマー設定できるものや、人感センサーが付いているものを選ぶようにすると安心ですね。


玄関ドアはスペースに合わせて

木目の壁と天井のある玄関ポーチ
玄関ポーチは玄関と一体のスペースなので、玄関ドアをどのようなデザインにするかによって、玄関ポーチ全体のデザインに影響が出てきます。玄関の内側にも、玄関ポーチ側にも一番省スペースで空間を有効活用できるのは、引き戸です。ただ、引き戸の場合は扉を横方向に引き込む必要があるので、間口がある程度必要になります。多くの住宅で採用されているのは外開きの玄関扉ですが、これは、玄関の内側のスペースを有効に使えるというメリットもあります。


まとめ

今回は、玄関ポーチについて見てきました。玄関は家の顔です。その玄関とワンセットになった玄関ポーチも、家の顔をつくる大事なパーツであると言えるのではないでしょうか。デザインのトータルバランスを考えて、素敵な玄関ポーチを作ってくださいね。

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