LDKは南側に掃き出し、北側に腰高の大開口があり、光と風を採り入れています。現しの梁と合板の天井は高く、居室ブロックの上のロフトにも通じていて、開放的な作りです。床は杉を朝鮮張りとし、整然として落ち着いた印象を持たせています。LDKの中央に大黒柱を落とすことも検討しましたが、背骨の梁成を上げて無柱空間としています。
敷地は新城市街から豊川沿いに遡り、支流の海老川伝いにさらに奥へ入っていった、山深い集落にあります。
天井を構造用合板と構造梁を現しとした薪ストーブがよく似合う温かみがある住みたくなる平屋。