全面道路は車も人の通行も多いので、家族が集うリビングダイニングは建物の中央付近に配置し落ち着きのある空間に。以前のお住まいで課題だった陽光と風は中庭と吹き抜けを併せて設けることで建物の奥まで導くことに成功。密接なご近所づきあいのなかにあってもまちとの距離をワンクッション置くことでプライバシーを確保しています。
郡上市の中央を流れる吉田川沿い。間口が狭く奥に深い、地域特有な造りの家屋が建ち並ぶ一角にあるのがY様邸。
間口が約11m、奥行きは20m。南北に細長く、奥につれて幅が狭くなる変形地で陽あたりと風通しがデメリット。
「以前の家は居間が暗くて寒く、冬は家の中でもアウターが必要なほどでした。」とご主人談。そうしたとを解消しつつ、お子さまとご両親を合わせた家族6人がゆったり過ごせる家にしたいというのが一番のご要望でした。