◆施主インタビュー動画(YouTube)◆
https://youtu.be/NVQIKsJDqa4
上部からの日差しが、おしゃれな木製のスリット階段の隙間から差し込む、印象的な吹抜け空間。
リビング・ダイニングからの視線が開放的に通り抜ける間取りで、照明の無い優しい光が心に安らぎを与える、大阪の重量木骨の家。
世代の上の人と暮らす二世帯住宅には、落ち着いた雰囲気の中暮らすことが出来る、和の間取りも参考にどうだろうか。
吹抜上部の大きな窓は冬の日射熱をふんだんに取り込むことが出来るパッシブデザインとなっており、
冬の暖房による光熱費の削減とあわせ、家中を暖かく一定の気温に保つことに還元している。
また、全館空調に全熱交換器を採用しており、吹抜けのある間取りでも家中快適。
断熱性能はUA値0.25[ W/㎡K ]、気密性能はC値 0.40[c㎡/㎡ ]で、高気密高断熱な住宅性能を確保したZEHの重量木骨の家。
家の性能を考えた場合、ガレージハウスなどのビルトインガレージをする場合、
駐車スペースと部屋の境目部分の断熱や気密をいかに確保するかを考慮することが重要。
ガレージハウスとは、その部分の熱橋(熱の漏れる箇所)をいかに減らしていくか、
専門家の中でも特に注意深く考えなければいけないポイントとなっている。
重量木骨でガレージハウスを検討する際には留意しておきたい。
・縁側先の庭園を部屋の借景として取り込む
大きな開口を空けると、縁側の先に作り込んだ拘りの庭園を見ることができる。
リビングに面した中庭のある家のように、室内にいながら季節ごとに異なる景色を楽しめる。
おしゃれな和風の豪邸のような重量木骨の家。
ウッドデッキやアウトドアリビングを検討される方にはリビングやダイニングからの繋がりや視線の通りが重要になる。
またルーフバルコニーや特徴的なスキップフロア、書斎などを設ける際には造園だけでなく
近隣の植栽などからの借景なども考慮されることをオススメしたい。
視線の先に移る物次第で、その部屋での暮らしの充実度は大きく変わってくることもある。
そこをきちんと考えられた間取りとそうでない間取りとでは、同じ重量木骨の家であっても、暮らしの充実度が違う。
春には桜が、冬には雪景色が部屋の絵画の一部のように室内を彩る。
・吹抜階段の上部から、桜を望む
おしゃれな木製の造作スリット階段を登った先の吹き抜け空間は、
書斎・趣味のスペースとなっており、大きなガラス面から桜を望むことができる。
大きなFIX窓は樹脂製のトリプル、ダブルLow-eガラスで、不必要な紫外線をはじくとともに、
夏の日差しを遮り、取り込みたい冬の日射熱を室内に十分に取り込む。
パッシブな設計を考えた場合、断熱や気密だけでなく、家の中に取り込む日射熱のことを特に考える必要がある。
夏季に出来るだけ熱を入れず、冬季に出来るだけ多くの日射熱を取り込むために近隣の家の高さや太陽高度検討を行う。
夏の高い太陽高度の場合には、庇や屋外ブラインドなどで日射を遮り、室内に直射日光が入り込まない様にする。
冬は逆に室内の奥まで届くように検討する。その際には落葉樹の葉がある状態、無い状態も季節で異なるのでそこまで含めて考える。
また、快適な生活を送る為には空気の流れが重要で、各室には室内換気扇を廊下との境目に取付けることで、
家中をめぐる空気の流れを壁やドアで遮らない様に、気流を促している。
・スリット階段と一体化した造作木製収納
リビングに面した吹抜け階段の空間は、重量木骨ならではの大空間のある豪邸のような明るく開放的な間取りとなっている。
本物件は木製の造作をふんだんに採用している。
おしゃれなスリット階段と一体となった造作の引き出し収納は、
パントリーや書斎に使われるゴムの集成材を用いて天然オイル塗装で仕上げた。
人の手に触れる木部には、ウレタン塗装で完全に蓋をしてしまうよりも、しっとりと温かみを感じられ、
木目の綺麗に映える天然オイル塗装を出来るだけオススメしたい。
清掃の手間を考え、常に汚れと隣り合わせのダイニングテーブルなどは、ウレタンの塗装でも良いかもしれないが。
たまの汚れは天然オイル塗装であっても水拭きで十分に綺麗にすることが出来る。
・畳のある玄関がおもてなしする豪邸
大きな曲線の下がり壁が特徴的な、玄関土間。
床面は粒立ちが綺麗な洗出し仕上げで、和風豪邸のような高級感を作り出している。
左右に分かれた入口は、手前が来客用のパブリックゾーン、奥が家族用のプライベートゾーンとなっている。
来客用の小上がりは、正方形の畳敷きとなっており、おもてなしの気持ちで迎えることが出来る。
側にある作り付けの棚は間接照明の灯りが優しく飾りを照らす。
廊下へと続く戸は、造作の縦に細長い組子が横に並んでいる吉村障子(縦繁障子)。
建築家の吉村順三氏により、外枠も中枠も同じ寸法でつくられ、閉めた時に一枚の障子に見えるようにデザインされています。
日本の和風建築美に根差したやわらかい光と美しいシルエットを映し出します。
プライベートとなる奥の入り口には、収納を兼ねたパンチ穴のあるボードを設置しており、穴の位置にあわせフックを掛けることで、収納する物の大きさに合わせた自由度の高い収納スペースになっている。
天然紙クロスによる白い壁と天井の木目のラインが美しい、重量木骨のおしゃれな玄関空間。
二世帯住宅の玄関ドア内部で左右に分かれる入り口としても、参考に。
・昼間と異なる印象を与える照明計画(堺市のSE構法・重量木骨)
ダウンライトを用いない落ち着いた照明が、優しく空間を照らしてくれる吹抜けのあるリビング、ダイニング。
間取りの中でも特に人がいる場所、照らしたい場所に絞って壁付けのブラケットタイプの電球や
天井から吊るすペンダントライトを用いて照らしてあげることで、
ダウンライトのような均一・画一的な照明と比べ、空間に奥行感と安らぎを与えてくれる重量木骨の家。
多くの家がとにかく明るく、安価に、目立たない照明、という目的で、部屋のあちこちにダウンライトを設けているが、
こうした暮らしの充実、満足感を意識した照明計画も、是非参考にして頂きたい。
重量木骨ならではの柱の無い空間に、吹抜け階段や造作収納、障子等の天然木の暖かさをバランスよく配置。
縁側の先にあるこだわりの中庭も、夜になると日中とは異なる表情で迎えてくれ、そこにいるだけで家族に素敵な時間を提供する。
アウトドアリビングとして、縁側に腰かけての団らんの時間はいかがだろうか。
・スポットライトに照らされた幻想的な植栽とアプローチ
植栽の間を潜り抜ける、大きな踏み石が特徴のアプローチを持つ重量木骨の家。
ひとつひとつを造園職人が選定した物を配置し、1歩進むごとに作り込まれた庭園の息遣いが感じられる。
外壁は、外張り断熱に塗装をしたもので、自然特有の木目を持つ木部や、
玄関ポーチ床の細かな石の粒が際立つ洗出し仕上げと合わさることで、和の暖かみが迎えてくれる。
ポストや表札はスッキリとシンプルな形状のデザインの物を選び、作り込まれた庭園のイメージを壊さず馴染むようにしている。
玄関ドアは天然の木製ドアで、高い断熱、気密性を誇るスウェーデン製の物を採用。
天然オイル塗装のドアは年数がたつごとに少しづつ色味を変えていき、
おしゃれな和の豪邸の雰囲気に綺麗にマッチしている。
軒先の樋やそこから縦に雨水が流れる部分も、自然と庭園に溶け込むようなものを選定。
雨の時に流れ落ちる雨水も、美しく景色に溶け込む。
施主インタビュー動画(YouTube)
https://youtu.be/NVQIKsJDqa4
まるで高級旅館のような佇まいの住まい。
創り込まれた和のアプローチを潜ると、美しいプロポーションの玄関がおもてなしする。
吹抜けに連なるリビングは、障子越しの和風庭園を感じる、心が温まる落ち着いた空間。
パッシブデザインでの間取りの各部屋は全熱交換による全館空調と室内間を室内換気扇による優しい気流が駆け巡る。
Place:大阪府堺市
Age:2022年10月
Construction:重量木骨(SE構法)
Floor Space:延べ床面積125㎡ 38坪
断熱性能:UA値0.25[ W/㎡K ]
気密性能:C値 0.40[c㎡/㎡ ]
BELS:★★★★★
設計施工:つむぐ家
設計担当:一級建築士 松尾知佳
◆ つむぐ家は大阪の重量木骨の家×パッシブデザインの家 ◆
重量木骨の家で耐震等級3を注文住宅で建てたい方はもちろん、
その土地、地域、気候、近隣環境に併せた精密な省エネ環境設計を行います。
「車好きな方や濡れずに駐車場から玄関まで移動可能なガレージハウス※」
「植栽や庭園、芝生や中庭のある家との懸け橋となる縁側やウッドデッキ」
「小学校や部活の泥汚れを別で洗うことが出来るスロップシンク」
「玄関やキッチンから直接出入り可能なパントリー」
「キャンプや屋外サウナ、BBQの出来るアウトドアリビング」
「豪邸のようなスキップフロアのある二世帯住宅」
「おしゃれな間取りの書斎」
Instagramやピンタレストでご希望の写真を是非集めて教えて下さい。
一緒に理想の住まいに向けて、考えて行きましょう。
※ガレージハウスとは、駐車場と一体となったビルトインガレージのこと
【つむぐ家】にとって
「高気密高断熱」「省エネ」「パッシブデザイン」は『あたりまえ』
全棟長期優良住宅、BELS、ZEH、LCCM、高性能で快適な住まいを提案。
住まい手にとって大事な住み心地や暮らし方、家族が帰ってくる場所を創る、
建てる前に知っておいて欲しい大切なことをお伝えし、
「住み継げる」家をご提案しています。
詳細はWebサイト(http://e-emss.com/)をご覧ください
◆パッシブデザインとは?
自然本来の力を用いて機械や設備に頼らず快適な暮らし方を提案する家の設計のこと。
最近は省エネや再生エネルギー、クリーンなエネルギーやエコなどの言葉を聞く機会も多いと思います。
パッシブデザインとは、地球に負担を掛けずに太陽の光や熱、吹き込む風の力を住環境に上手に取り込む設計手法のことです。
◆あなたが思う「良い家、住みたい家」って何でしょう?
「地震に強くて、耐震性能が高い家が良いな・・・」
「お洒落で自然素材を多く使った家が良いな・・・」
「安すぎず高すぎず、バランス良く建てたい・・・」
といった想いはありますか。
失敗しない家づくりを進める上で大事になること、
それは【キチンと学んで、キチンと考える】こと。
◆初めに知っておいてほしいこと
【自分たちの暮らしの余白】を忘れずに考えること。
余白とは「心」と「時間」、「空間」の余白のこと。
「お金さえ掛ければよい家ができる」
「とにかく広くて高性能な家が良い」
というのは「心に余白」がありません。
家族にとって必要なだけの家の大きさ。
家族にとって少しの余白・余裕がある。
それが【家族にとっての豊かな暮らし】です。
家づくりとは、【豊かに暮らす】ためであることを第一に考え、
自分たちなりの暮らし方、家族にとっての余白についてを考え、
より良い選択をすることが、後悔のない家づくりには必要です。
◆【かしこい住まいづくり講座】Google口コミ4.8
【豊かに暮らす】ためのヒントとして、無償でセミナーを開催してます。
わかりやすい解説で、今後家づくりを進める上で、必ず役立つはずです。
他のハウスメーカーやオープンハウスに行く際の参考にもなるはずです。
【キチンとした知識】を持つことで後悔の無い正しい選択をしましょう。
◆【つむぐ家】について
大阪府堺市で創業50年の一級建築士事務所&工務店「EMSS」のブランド。
末永く資産価値として継続させる60年間のアフターフォロー。
パッシブデザイン、高気密高断熱の省エネ住宅に自然素材を採用。
各種保証や無料定期点検、メンテナンス講習「住んでからも」サポート。
全棟一級建築士が直接担当・設計を行い、第三者機関性能評価も全棟実施。
お問合せはホームページ(http://e-emss.com/)をご覧ください
❶工事中万一のことがあっても安心➡完成保証
❷主要な構造部分の欠陥➡住宅瑕疵保険
❸地盤沈下のトラブル➡地盤保証
❹シロアリの被害➡シロアリ保証
その他、工事中の近隣トラブルへの工事保険、
各種設備のメーカー保証など
所属団体:SE構法施工登録店、重量木骨プレミアムパートナー、パッシブハウスジャパン
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