瀬戸市 三沢町の家「大開口リビングを持つ平屋」

空を切り裂くようなシャープな片流れが被さるリビングの大開口。 重心を抑えどっしりした印象にすることで周辺環境にもマッチし調和のとれた外観となりました。

焼杉の外壁に設けた木製格子戸を開けると前庭のある玄関ポーチへと続きます。前庭が家路につく家族を優しく出迎えてくれます。庭木がアッパーライトに照らされることで壁面にシルエットが映し出されます。

南面の大開口サッシと吹抜けの勾配天井が心地よい片流れ屋根と切妻屋根が印象的な平屋。 リビングの一角にはペレットストーブが設置されています。

空間全体に大きな勾配天井が被さるLDK。南側は大型のサッシを連続して配置し、外部のウッドデッキによって床を延長させることで、とても開放的な空間に仕上がりました。脇の書斎スペースとの境には３枚の引き込み戸を建て、仕切って個室として利用することも、開放してLDKとの一体空間とすることもできるようにしました。

和室の内障子ごしに見える景色は格別です。庭で駆け回るお子様の姿も見え、まるで子育て世代のお手本のような間取りです。 天井部分の間接照明が柔らかな雰囲気を感じさせてくれます。

建物北側より格子戸を開け、路地を抜けると現れる玄関。 玄関横に設けた手洗い場はコンパクトなものとし、すっきりした空間に仕上げました。 割烹料理店をイメージした趣きのある空間です。

SE構法のメリットを最大限に活かした広いリビングには、現しの梁や間接照明などを所々に採用し、多くのお客様を魅了する。冬には、タイル張りのスペースに設置されたペレットストーブが大活躍すること間違いなしです。

読書が趣味のご主人様のお気に入りのスペースは、書斎にもなり、時にはお子様の勉強スペースともなる間取りです。3枚の引き違い扉を開放すると、リビングダイニングと一体で使用でき、玄関からのアクセスも考慮されています。

建物の最高高さを抑えることで重心を低く、どっしりとした外観としたおしゃれな平屋です。 東西に延びた片流れ屋根がとても印象的です。

一見おしゃれな料亭のようなファサード。 焼杉の大きな壁により重厚感を持たせ、あえて正面は閉鎖的に見せ、格子戸から漏れる光のコントラストがひと際目を惹きます。 ご主人様から「仕事から帰るのが楽しみです」というお言葉をいただけました。