豊川市 おおぎ接骨院「素材と色による雰囲気づくり」

外壁は塗り壁を用いた白をベースとし、アクセントとして窓の廻りや庇に木を使用することで、シンプルでありながらも温かみを感じられる落ち着いた外観に仕上げました。 大きく張り出した庇は連続させ、壁いっぱいの幅とした統一感のある外観です。

白を基調とした空間に木の枠やオリジナルの製作木製建具が柔らかさをプラスし、待っている間も落ち着けるような空間になりました。照明もダウンライトや北欧デザインのペンダントライトによるシンプルなものに。清潔感のある待合室に仕上げました。

診察前の患者様が読む雑誌類を置くスペースとして、木で設えたオリジナルのマガジンラックを設置した受付カウンター。白を基調とした空間の中で、ちょっとした木部が全体に温かみを持たせています。受付の背面壁はブルーグリーンで仕上げ、クリニックらしい清潔感のあるアクセントを持たせました。

受付の背面の壁はアクセントウォールとして、クリニックらしい清潔感のあるブルーグリーンに仕上げました。換気と採光を配慮した施術室へと繋がる扉上の開口は、コンパクトな空間のなかで一つの「抜け」となって広がりを感じさせています。

施術室も白を基調とした空間に仕上げ、患者様が落ち着いて施術を受けられるよう計画しました。 衛生面を配慮して、施術室には簡易な手洗い場を動線にも配慮した角に設けました。ハイサイドに取り付けた窓により、室内を均一に照らしています。

風通しと採光に配慮して開口を多く設けたことで、光の差し込む明るい空間となりました。 開口部は天井高さと上端をそろえたハイサイド窓とすることで、プライバシーを守りつつ採光をとれるだけでなく、空間に広がりが生まれ、より開放的に感じられます。

受付は、たくさんのものを収納できるよう棚を多く取り付け、しまうものによって高さを変えられるよう可動棚としました。患者様の個人情報も扱う受付は、待合室との間を必要最低限の開きとし、籠った空間としながらも、窮屈に感じないよう視線が抜け開放的に感じられるハイサイドライトを設けました。

施術室と同様に待合室も明るい空間となるよう、開口を多く設けました。 3方向に開口を設けることで様々な方向から日の光が差し込み、換気も効率よく行うことができます。木のぬくもりを持たせたオリジナルの木製建具の効果で、緊張感なくリラックスした気持ちで診察を受ける事ができます。

暗い時間でも患者様が安全にお帰りになれるよう、アプローチ、駐車スペースにはアッパーライトなどの照明を所々に計画しました。アプローチに沿った植栽により、リラックスした気分でクリニックに入ることができるよう演出しました。

接骨院の入口へと続くアプローチ空間は、植物が両サイドから暖かくお出迎えしてくれる計画としました。スロープの勾配に合わせて木も段々と高くすることで、違和感のないまとまった空間を演出しています。天井を板張りで仕上げたポーチが優しい雰囲気を演出しています。