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土間収納のある玄関は便利!間取りのポイントとおしゃれな実例アイデアを紹介

更新日:2024.6.21 作成日:2018.12.25
土間収納
靴を脱がずに荷物を出し入れできる、玄関脇の「土間収納」。今回は、そのメリット・デメリットや、間取りのポイントなどを紹介していきます。“家の顔”と呼ばれる玄関を、便利なだけでなく、すっきり片付いたおしゃれな空間にするためのアイデアを一緒に見ていきましょう。


土間収納とは


使いやすくて魅せるおしゃれな土間収納
土間収納とは、玄関脇に設けられた収納スペースのことで、土足のまま出入りできるのが特徴です。一般的に、靴、傘、コート、帽子、ベビーカーなど、外出時に使う道具を収納するのに使われます。広いスペースを設ければ、自転車、キャンプやガーデニングといった趣味の道具の保管庫にもなります。土間は、掃き掃除や水洗いがしやすい床なので、雨に濡れたり、土や砂で汚れたりした道具の保管に向いています。


土間収納のメリット・デメリット


シューズクローゼットの土間収納
土間収納には様々なメリットがある一方で、注意すべき点もあります。両方の側面を理解した上で、土間収納を検討しましょう。


【メリット1】玄関がスッキリする

メリットの一つ目は、収納専用のスペースを設けることで、玄関がすっきりとした印象になることです。土間収納の扉や壁を工夫すれば、荷物をうまく隠しながら収納できます。玄関がいつも綺麗であれば、突然の来客も心配ありません。


【メリット2】汚れを気にせず収納できる

汚れた荷物は室内に持ち込みたくありませんよね。でも、玄関の外に置いておくのも心配。土足スペースである土間収納は、汚れを気にせずに収納できる点も魅力と言えるでしょう。スポーツやアウトドア用品、子どもの遊び道具など、外の汚れがつきやすい荷物を置いておくのに便利です。


【メリット3】帰宅後、すぐに片付けられる

大荷物や汚れ物を持って帰ってきて、あとで片付けようと思っていたのに数日経過していたという経験はありませんか。土間収納は、靴を履いたままスムーズに荷物の出し入れができるので、しまい忘れを防ぐ効果も期待できます。


【デメリット】玄関や居住スペースが狭くなってしまう

土間収納を作るためには、それなりに広いスペースが必要です。土地に余裕がなければ、ほかの空間にしわ寄せがくるでしょう。土間収納の広さ分だけ、玄関や居住スペースが狭くなってしまう点がデメリットと言えます。


土間収納の失敗しない間取りのポイント

せっかく広い空間を使って土間収納を作るのだから、絶対に後悔したくありませんよね。ここでは、土間収納を作る際に気をつけたい間取りのポイントを紹介していきます。

収納する物&必要な広さを決める

自転車も収納できる土間収納
まず、収納する物の種類と量を考えましょう。例えば、ただのシューズクロークとして利用するのか、趣味用品の保管庫も兼ねるのかで、必要な広さが変わってきます。家族の持ち物や希望についても確認しておきましょう。収納するだけでなく、土間収納の中で作業がしたいと考えているならば、より広いスペースが必要になります。


生活導線を考える

土間収納からキッチンへと続く玄関
土間収納を作る際は、動線を考慮しておくことも忘れずに。室内からも、玄関からもアクセスできる土間収納を作ると、外出時も帰宅時もスムーズに道具を出し入れできます。家族のライフスタイルや、1日のスケジュールを考え、生活や家事の動線に無駄がないように工夫しましょう。


快適に収納できる環境を整える

玄関脇の土間収納スペース
収納した物をすぐに探し出せるように照明をつける。カビや湿気対策のために換気扇や除湿機を設置する。家族の成長や、季節の変化に合わせられるように可動棚にしておく。趣味の作業のためにコンセントやシンクを設ける。といった工夫を施しておけば、より使い勝手の良い土間収納を実現できます。


土間収納のおしゃれな実例アイデア



広々としたシューズクローク

広々とした土間収納空間
玄関を開けてまっすぐ進むと、家族全員で使える大容量のシューズクロークがあり、靴やコートなどをたっぷり収納できます。土間から直接部屋に上がれる回遊動線となっている点も魅力的ですね。来客時など、土間収納の中を見せたくない場合は、扉を閉めて隠すことも出来ます。


溶岩石のタイルを張った土間収納

玄関とシューズクロークの土間収納
床に天然溶岩石を切り出した石材タイルを張っています。この素朴な風合いは、どんなテイストの住宅にもマッチしそうです。多孔質のざらついた質感は、水はけや吸水性が抜群。空気浄化や吸湿効果もあり、外から持ち帰った荷物を保管するのにピッタリな収納環境です。


ガレージに続く土間は使い道が豊富

玄関の土間収納スペース
リビングとガレージに繋がる土間収納。モルタル仕上げのシンプルなデザインが美しく、多目的に利用できます。仕切りのない広々とした空間の中で、土間は見た目のアクセントにもなっています。これだけの広さがあり、インナーガレージとも繋がっているため、車のメンテナンススペースとしても使えそうですね。


まとめ

土間収納に保管する荷物の内容は、暮らしの変化とともに変わっていきます。用途を限らず、長く使える土間収納を作ることが大切です。今回の記事を参考に、これから先のライフスタイルを見据えた、自分たちだけの土間収納を考えてみてくださいね。


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