リビングに面した窓は上下に大きく、キッチンやパントリーの奥まで優しい光を届けている。
大きな窓面は上下に6枚連なっており、国内最高クラスの断熱性能0.8W/(㎡・K)を誇る超高断熱窓のトリプルシャノンⅡxを採用、ダブルLow-Eトリプルガラスの樹脂サッシで、内部にアルゴンガスを封入しており、必要な光を取り込みつつ、不要な日射熱や紫外線をカットしている。
パッシブデザインを意識した設計では、特に南面を重視して、夏場の日射の遮断と冬の日射熱の取り込みをいかに効率よく行うかを、太陽高度や近隣建物の検討からしっかりと計算、シミュレーションして行う必要がある。ただ断熱性能を高めるだけでなく、自然の力をいかに取り込むか、その結果として光熱費や室内の環境に与える影響まで検討し、そこで暮らす人の快適さにどのように影響するかまで配慮して設計をしている。
冬の日射熱をたくさんに取り込めるパッシブデザインで、冬のエアコン暖房の光熱費の削減で家中を暖かく均一に保つことができる。
夏の高い太陽高度の場合には、庇や屋外ブラインドなどで日射を遮り、室内に直射日光が入り込まない様にする。冬は逆に室内の奥まで届くように検討する。その際には落葉樹の葉がある状態、無い状態も季節で異なるのでそこまで含めて考える。
家の空調は各部屋をダクト式の全館空調で繋げており、家中の換気計算も一体で行っている。
空気の流れが重要で、各室には室内換気扇を廊下との境目に取付けることで、
家中をめぐる空気の流れを壁やドアで遮らない様に、気流を促している。
断熱性能はUA値0.37[ W/㎡K ]、気密性能はC値 0.26[c㎡/㎡ ]で、高気密高断熱な住宅性能を確保した重量木骨の家。
家の性能を考えた場合、ガレージハウスなどのビルトインガレージをする場合、
駐車スペースと部屋の境目部分の断熱や気密をいかに確保するかを考慮することが重要。
ガレージハウスとは、その部分の熱橋(熱の漏れる箇所)をいかに減らしていくか、
専門家の中でも特に注意深く考えなければいけないポイントとなっている。
重量木骨でガレージハウスを検討する際には留意しておきたい。
キッチン上部のペンダントライトは、ライティングレールに取付けることで、移動も可能で、フックを取り付けることで植栽や飾りも吊るすことが出来る。
大きな開口部が上下左右に連続する、開放的な南の壁面をもつリビング空間。
ウッドデッキへと続く窓と同じ高さに揃えた造作収納は、
リビングから2階へと続く階段の1,2段目も兼ねる。
木の温もりを感じられる木のニッチや、キッチン収納、スタディスペースなど、
木の造作を家全体でふんだんに採用している。
Place:奈良県橿原市
Age:2023年3月
Construction:重量木骨(SE構法)
Floor Space:延べ床面積110㎡ 33坪
断熱性能:UA値0.37[ W/㎡K ]
気密性能:C値 0.26[c㎡/㎡ ]
BELS:★★★★★
施工:つむぐ家
設計:一級建築士 松尾知佳
◆ つむぐ家は大阪の重量木骨の家×パッシブデザインの家 ◆
重量木骨の家で耐震等級3を注文住宅で建てたい方はもちろん、
その土地、地域、気候、近隣環境に併せた精密な省エネ環境設計を行います。
「車好きな方や濡れずに駐車場から玄関まで移動可能なガレージハウス※」
「植栽や庭園、芝生や中庭のある家との懸け橋となる縁側やウッドデッキ」
「小学校や部活の泥汚れを別で洗うことが出来るスロップシンク」
「玄関やキッチンから直接出入り可能なパントリー」
「キャンプや屋外サウナ、BBQの出来るアウトドアリビング」
「豪邸のようなスキップフロアのある二世帯住宅」
「おしゃれな間取りの書斎」
Instagram(インスタグラム)やpinterest(ピンタレスト)でご希望の写真を是非集めて教えて下さい。
一緒に理想の住まいに向けて、考えて行きましょう。
※ガレージハウスとは、駐車場と一体となったビルトインガレージのこと
【つむぐ家】にとって
「高気密高断熱」「省エネ」「パッシブデザイン」は『あたりまえ』
全棟長期優良住宅、BELS、ZEH、LCCM、高性能で快適な住まいを提案。
住まい手にとって大事な住み心地や暮らし方、家族が帰ってくる場所を創る、
建てる前に知っておいて欲しい大切なことをお伝えし、
「住み継げる」家をご提案しています。
詳細はWebサイト(http://e-emss.com/)をご覧ください
◆パッシブデザインとは?
自然本来の力を用いて機械や設備に頼らず快適な暮らし方を提案する家の設計のこと。
最近は省エネや再生エネルギー、クリーンなエネルギーやエコなどの言葉を聞く機会も多いと思います。
パッシブデザインとは、地球に負担を掛けずに太陽の光や熱、吹き込む風の力を住環境に上手に取り込む設計手法のことです。
また、つむぐ家はPHJ(パッシブハウスジャパン)認定の省エネ建築診断士の多数在籍する一級建築士事務所です。
◆あなたが思う「良い家、住みたい家」って何でしょう?
「地震に強くて、耐震性能が高い家が良いな・・・」
「お洒落で自然素材を多く使った家が良いな・・・」
「安すぎず高すぎず、バランス良く建てたい・・・」
といった想いはありますか。
失敗しない家づくりを進める上で大事になること、
それは【キチンと学んで、キチンと考える】こと。
◆初めに知っておいてほしいこと
【自分たちの暮らしの余白】を忘れずに考えること。
余白とは「心」と「時間」、「空間」の余白のこと。
「お金さえ掛ければよい家ができる」
「とにかく広くて高性能な家が良い」
というのは「心に余白」がありません。
家族にとって必要なだけの家の大きさ。
家族にとって少しの余白・余裕がある。
それが【家族にとっての豊かな暮らし】です。
家づくりとは、【豊かに暮らす】ためであることを第一に考え、
自分たちなりの暮らし方、家族にとっての余白についてを考え、
より良い選択をすることが、後悔のない家づくりには必要です。
◆【かしこい住まいづくり講座】Google口コミ4.8
【豊かに暮らす】ためのヒントとして、無償でセミナーを開催してます。
わかりやすい解説で、今後家づくりを進める上で、必ず役立つはずです。
他のハウスメーカーやオープンハウスに行く際の参考にもなるはずです。
【キチンとした知識】を持つことで後悔の無い正しい選択をしましょう。
◆【つむぐ家】について
大阪府堺市で創業50年の一級建築士事務所&工務店「EMSS」のブランド。
末永く資産価値として継続させる60年間のアフターフォロー。
パッシブデザイン、高気密高断熱の省エネ住宅に自然素材を採用。
各種保証や無料定期点検、メンテナンス講習「住んでからも」サポート。
全棟一級建築士が直接担当・設計を行い、第三者機関性能評価も全棟実施。
お問合せはホームページ(http://e-emss.com/)をご覧ください
❶万一、建築中に倒産した場合➡完成保証
❷主要な構造部分の欠陥➡住宅瑕疵保険
❸地盤沈下のトラブル➡地盤保証
❹シロアリの被害➡シロアリ保証
その他、工事中の近隣トラブルへの工事保険、
各種設備のメーカー保証など
所属団体:SE構法施工登録店、重量木骨プレミアムパートナー、パッシブハウスジャパン
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